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【映画日記】すみっコぐらし ツギハギ工場のふしぎなコ/「ストレスの9割は人間関係」は古い説

はじめに


「すみっコぐらし」映画シリーズ、第3弾の本作。

sumikkogurashi-movie.com

土日に映画館でゆっくり鑑賞してきましたので感想日記を残します📝
(ポップコーンは我慢しました。
タピオカが出てきたことにより、映画の後にタピオカ飲んでしまいましたが)

すみっコグッズとか持っているタイプの人ではなく、キャラについては熱く語れませんが純粋にストーリーについて、書いていきます🙏

あらすじ

ひょんなきっかけで、森の奥でつぎはぎだらけの古い建物を見つけたすみっコたち。そこはおもちゃを作る工場だった。そこで出会った工場長に流され、すみっコたちもおもちゃ作りをすることになり。みんなで分担して、ぬいぐるみやロボットを作る日々。最初は楽しくやれていたお仕事。でも、徐々に目標がハードになってきて…それに、その工場長と工場には秘密があったのだった……。


感想、、の前に

話の展開が、「ブラック企業あるある」になっていて

・普段お仕事を限界近く頑張っている方
・「ハードワークにより心が疲れてしまった人」を知っている人
は泣いてしまうんじゃないか、と思いました。

私は、自分自身の過去体験したハードワークをありありと思い出しましたし、
メンタル不調になった仲間への想いが募りすぎて、泣きました。

限界付近にいる方には
受け止めきれないかもしれないので、
癒されたいと思って安易に観るのは、要注意な作品かと。

逆に、
限界よりも何歩か手前にいる方は
いま鑑賞することで
何か人生の気づきを得るかもしれません。

感想

そう、この作品は大人たちへの警告。
ダークファンタジーです。

すみっコたちはみんな優しい。
意地悪なキャラはひとりもでてきません。
それでも

苦しいものは苦しい。

そんな現実を突きつけられます。

「ストレスの9割は人間関係」
という言葉がありますが
個人的には
それはちょっと前のデータな気がします。

現に私の周りでは

「嫌なやつ」は近くにいないのだけど

苦しさを抱えて生きている人たちがいます。

逆に、「嫌なやつ」がいないから
その「嫌なやつ」のせいにできないから、
余計苦しい、みたいなこともあるのです。

その現実を隠すことなく
表現し、共感をさせ、主体的に観ることを促しているのが本作だと思いました。

「頑張ること」自体は悪いことじゃない。

でも

なぜ頑張るのか

「なぜ」が重要。

映画内で
すみっコたちは、みんな流されるままに頑張っていて消耗していました。
反対に、黒幕?は不安が増幅し、歪んだ承認欲求から頑張りすぎていたのでした。

いわゆる【欠乏欲求】では
エネルギー切れになってしまうんですね。

そんな現実世界を
どう変えられるか。

自分にできるのは

「どんなあなたでも
あなたはあなた。大切な人」

そんなメッセージを

・表現は自由でいいので、誰かへ示すこと。

・表現することを恐れないこと。

・忙しくても、生産性の罠に陥って
表現することを後回しにしないこと。

そんな風に思いました。

また、

そう表現することを
人に強要しないこと=「強要していると思われない立ち振る舞い」が肝要。
だと自分に言い聞かせました。


まとめると

◉「なぜ」頑張るのか「理由」の自己分析ってすごく大事。

◉勇気をだして「大切な人である」と誰かへ表現できる人でありたい。

そんな風に
カウンセラー資格保持者としては
思いましたー✨✨✨

以上、
『映画 すみっコぐらし ツギハギ工場のふしぎなコ』
感想文でした。

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