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子どもとの距離感を大事にする子育て

時代は二つも変わって令和なのに


親と子どもの人生は全く別のもの。

子どもの人生は子ども自身で作っていくもの。

そうわかってはいても、
ついつい子どものことに口を出したくなってしまうのが親というものです。

私もそうでした…(というか、今もまだそういう時があります…)。
もちろん、最低限の社会のマナーや人としての倫理観など、親が伝えてあげるべきことはありますが、
それ以外のことは、本来は親ではなく子どもが決めて進んでいくべきことだと思っています。

でもついつい親というものは、意識していないと、子どもの人生と自分の人生を(無意識的に?)重ねてしまって、親の価値観で良いと思ったもの、こと、を子どもに押し付けてしまいがちです。

「勉強しなさい!」と言いたくなってしまったり、
自分が好きだった習い事などを子どもがあまり乗り気ではないのにやらせようとしてしまったり。
日本で大学行くなら、国公立か早慶上智を目指して欲しいなと思ってしまったり。

でも私たち親の多くが生まれ育った昭和の時代から、もう時代は二つも変わって令和の時代。

ものすごく時代は変化していて、
かつ、私たちの子どもが大きくなった時の時代はさらに変わっていることは間違いありません。

それなのに、私たち親自身がアップデートされておらず、昭和の価値観で子どもに色んなことを押し付けてしまっていることがあるとしたら、それこそが子どもの成長を大きく阻害してしまっているかもしれません。

私は子どもたちと敢えて距離を取ることをしています

そう頭では分かっていても、ついついあれこれ口を出したくなってしまうことも多いのではないかなと思います。

特に親自身の学歴が比較的高いとその傾向が高いとも言われています。

私は出来る限り親がいないところで子どもがのびのびと過ごせる時間を持てるよう、
長男が小さい時から、意識的に私と一緒に過ごさない時間を取るようにしています。

どういうことかというと、
我が家の場合は、
長男がおばあちゃんっ子なので、おばあちゃん家に2-3週間滞在したり、
習い事先が企画する合宿に毎シーズン参加させたり、
土日もシッターさんに預けたり、
最近は本人が希望するので、土曜日も1日学童で過ごしていることが多いです。

もちろん、子どもが希望する方法でということは大前提ですが、
子どもが希望するならどんどん家庭とは違う外の場所で、
親の目が届かない場所で好きに過ごせる時間もたくさん持ってもらうということが、
私は大事かなと思っています。

その代わり一緒にいる時はたくさん愛情を注ぐし、親として子どもに伝えるべきことはしっかりその時に伝えてあげる。

子どもも適度に親から離れて、親の知らない世界で自由に過ごす時間を持てないと、きっと時に窮屈に感じてしまうでしょうし、
親の「〇〇しなさい!」を気にしてしまって、自分のやりたいように出来なかったり、自分の意見を親に合わせてしまうことも、
真面目な子であればあるほど、多くあるのではないかなと思うのです。

いくら親であっても、
ずっと一緒では子どもも窮屈。

適度に離れる時間を作ってあげることで、
親も余計な口出しをしないような環境作りをしつつ、
子ども自身が親の価値観にとらわれて自分の人生に制限をかけてしまわないように出来ると良いのではないかなと個人的には思っています。


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