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フリードへの乗り換えを前向きに検討することに

 ディーラーに行きフリードの試乗と見積りをしてきました。
 結論としては、ステップワゴンなどの“ミニバン”ではなく、“コンパクトミニバン”であるフリードを前向きに検討することにしました。

 ディーラーで話を聞くと、フリードであれば納期が1〜2ヶ月程度であることが分かりました。一方ステップワゴンはやはり1年程度(はっきりとは未定、なんなら伸びる可能性も有)とのこと。
 そして、現在の愛車フィットの車検は来年1月です。

 このことを前提にすると、

①フィットの下取り額を現在の状態で確定できる点が、金額面で明確に有利
※ステップワゴンにする場合は乗り換え時(=たぶん1年後)の状態で下取り査定をされることになるので、間違いなく査定額は下がるはずです
※「ディーラー下取りは安いから一括査定するべき」「複数の買取業者に入札させるべき」などの下取りテクを聞いたこともあります。確かにそうなのかもしれませんが、面倒なので見送ります……(ディーラー側にここで旨みを提供する代わりに値引きで頑張ってほしいという下心も若干あります)

②ステップワゴンであれば間違いなくフィットの次回車検を通す必要があるが、フリードであれば不要なので余計なコストが掛からない
※何か事態が急変して納期が早まるとか都合良くキャンセル車が出るとかの奇跡が起きれば車検に間に合うのかもしれませんが、ただの賭けになってしまいます

③平日にクルマを使う妻が、いきなりミニバンサイズのクルマに変えることに不安を覚えている
※主な用途は幼稚園への送り迎えですが、幼稚園付近の道路や駐車スペースが狭いので、そこがネックのようです

④ 「スライドドアがありフィットよりも積載量があるクルマを、4歳児と1歳児の育児をしている今だからこそ欲しい」というニーズに、フリードなら応えることができる
※ステップワゴンは相変わらず非常に魅力的なんですが、そのために1年間不便な思いをしながら今のクルマを使い続けるよりは、一刻も早くフリードに乗り換えができる方が総合的な幸福度が上がるのではないかと思います

といった理由から、諸々の事情を考えてフリードの契約を現実的に考えていきたいと思うようになりました。②④だけを考えるのであれば新古車のステップワゴンを探すというのも有効な手段だと思いますが、③の理由を踏まえるとコンパクトカー→コンパクトミニバン→ミニバンという風に段階を踏んで大きくしていくのも悪くないかなと。
 むしろ今ではなく子どもたちが小中学生の頃にミニバンに乗り換えることができる方が、より一層サイズ感や装備の恩恵を受けられるのではないかという考え方もできます。

 それに今回買うクルマを人生最後の一台にするというつもりもないですし。言い方は悪いかもしれませんが、将来ミニバンを購入することを見据えつつ目の前の課題を解決するための“つなぎ”のクルマとして、できる限りコストを下げてフリードを購入するという選択肢は悪くないと思います。

 今日の試乗はフリードHYBRIDでした。感想としては今の愛車フィットがそのまま少しだけ大きくなった感じで、良く言えば今までの感覚のまま乗れる安心感がある、悪く言えばあまり新鮮味はないといったところ。
 しかし一番の目的である2列目スライドドアは獲得できますし、視線が少し高くなったりガラスが大きくなったことで視界が改善されています。乗り心地はフィットより少し柔らかめかなという感覚で、路面の衝撃がフィットよりマイルドに感じられたのが好印象です。安全機能ホンダセンシングが新たに標準搭載されてるのもポイントです。こうして挙げてみるとメリットは多いです。

 見積りは複数パターン作ってもらいましたが、今回はFFガソリンのGタイプに好きなオプションをつけることにしたいと思ってます。試乗したHYBRID Gタイプが悪かったというわけでは全くないのですが、先ほど書いたように将来ミニバンを購入することを見据えるのであればここは金額を抑えておきたいところです。
 フィットに6年ちょっと乗って「もうちょっと外装もこだわって、多少はオプションをつければ良かったかなぁ」と後悔したのを踏まえて今回はホイールとかライトとか、さらにコーティングのオプションも入れてみましたが、それでも本体価格が抑えられたお陰で乗り出し金額としては想定の範囲内に収まりそうです。
 “つなぎ”とは言ってもしっかり愛着を持って大事に乗ることができる内容になっていると思います。

 とはいえ金額を見てから一旦時間を置いて冷静に考えることも必要だと思うので、今日は試乗・見積りに留めておきました。

 欲を言えばもう一声値引きできないか交渉してもいいんじゃないかという感じの見積りです。オプション盛り盛りにしてますが、車両本体値引きだけっぽいので……。

 後日改めて商談に伺い、納得できるところに落ち着くようであれば契約の運びにしたいと思っています。

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