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オーストラリアで初めて日本人以外に英語を教えた話

冬のはずなのに、昼は20度前後まであがって最近暖かいシドニーですがみなさまいかがおすごしでしょうか。(朝晩はさむい)
noteの存在を少し忘れていました。

普段語学学校で英語の先生をしているお友達(そもそもは夫の友だち)が、ホリデーに行く間代わりの先生を探してるということで、いきなり代講デビューすることとなりました。
代講とかなつかしい響き。大阪で英会話講師やっていたときあちこちいってました。

すでに数回代講にいったんですが、生徒はもちろん日本人だけではありません。(むしろ、わたしのクラスは日本人いなかった)
日本で教えてた時と全然違って面白いなあと思ったのでここに書いておこうと思います。

大手英会話学校で働いていましたので、マニュアルがちがち、研修に合格しないと担当できない、時間ももちろん1分たりとも遅れたり早めたりしないという環境で教えていました。
(研修もわたしの時はめちゃくちゃ厳しかった)

友だちに、「代講できる?」と聞かれ、二つ返事で引き受けて「上司から電話いくからね」といわれ電話で話したものの、電話面接とまでもいかず、軽く話をしたあと、「おめでとう!今度よろしくね!」ほとんどたったそれだけ。友だちの推薦なので信頼しているとのこと。逆に心配なるわ。

そんなんで、「てきとーでいいよ、カバーしてくれて助かるありがとう」という感じだったのですがそれでも当日を迎えるまでは胃が痛くなり、準備をしてる間質問されそうなことを調べまくって(しかもよりによって可算・不可算名詞なんてちょっとややこしいトピック)沼にはまり、「なんで引き受けたんだろう」と後悔するレベル。笑

夜のクラスなので、生徒たちは皆仕事帰りにくるらしく遅刻がほとんど。1時間たってからだんだん揃い始め、15−20人くらいのクラス。
一応、Teacher's bookという教え方の流れのアイデアが書いてある本はあるものの、決まった流れはないので完全に自由。テキストに沿って教えるだけ。
生徒の国籍はバラバラなのでもちろん英語だけど、話し方に気をつけないと伝わらない。
最初は緊張したものの、みんな優しく熱心だったのですぐに慣れました。

日本人クラスに教えた時と違っておもしろいと思ったこと(もちろん学校とかクラスによるだろうけど、わたしが感じた印象)
・遅刻が当たり前、遅れても堂々と入ってくる
・気づいたら勝手に帰っている人がいる笑
・授業中も自由に携帯いじってる(調べ物でない)
・全体に質問したとき「しーん(沈黙)」ということがほぼない
・母国語でクラスメイト同士めちゃしゃべる

そんな感じなので、学校のルールがあるなら厳しく注意するけど代講だし部外者の自分がいきなり厳しくするのもあれなので自由な感じでそのまま教えてきました。
無視されてるとかそういうわけではなくて、ちゃんと問題を解くとかやることはやってました。

それにしても仕事帰りに1時間以上も英語のレッスン受けるとか、そら眠たいわ!
普段座り仕事なので、久々の立ち仕事、しかもいっぱいしゃべってめちゃ疲れましたがやっぱり教えるのは楽しくて好きだなと思いました。
でも体力がなくて毎日できる仕事ではありません、、

そういえばこっちで英語教えるのちょっとした夢だったんよね。AMEPの先生とか目指そうかなとおもったこともあるけど。こんなふうに叶うとはおもしろい。

おしまい



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