見出し画像

日付変更線を超えて


☀️サマータイム


日本と15時間時差があるアメリカの街にいます。

到着した時はサマータイム実施期間中で
時差は14時間でした。
こちらの朝7時が日本では前日の夜9時。
日本の方が先に進んでいます。

サマータイム。
日本でも過去導入された時期があるようですが
定着しなかった制度。
日中の明るい時間帯を長くし照明などの需要を
減らしエネルギー節約効果が期待できるなど
デイライトセイビングタイムともいいます。

アメリカでは毎年3月第2日曜から
11月第1日曜迄の期間がサマータイム実施時期。

🕰️悩ましい時差ぼけ

広くて遠いアメリカへ
羽田空港を昼前に離陸、一路東に向かい
日付変更線を超え10時間以上飛行して、
着陸するのは同日の朝。

夜通し飛んで新しい1日を迎える、
(日本の出発日時は忘れる)
と思えば良いのだと自分に言い聞かせ、
飛行機ではできるだけ眠りに徹します。

それでも何度往復しても慣れることなく、
毎回感覚と体内時計は大混乱した状態で
アメリカの空港に到着。

羽田から出発

到着日、日中は動くよう心がけて、
昼寝したくても絶対横にならない。
気が立っているけれど疲れている状態で
頭はぼーっとして居ても、
睡魔に負けないように活動して
いよいよ人間バッテリー切れを起こすまで
無理に起きていて9時過ぎに就寝。

そもそもすごく疲れているから
ストンと眠りにはつけます。

あ〜よく寝たとパッと目が覚める
辺りはまだ真っ暗。
熟睡感を得られているので
最低でも7,8時間は寝た感覚。

午前5時とは言わない、
せめて4時位だった嬉しいなと
恐る恐る時計を見るとまだ夜中12時。
日本は午後2時で一番活動的な時間帯です。

絶望的になります。

結局その後一睡もせず朝を迎え、
朝食の支度をして家族を送りだし、
一人家事やPC作業して過ごしていると
昼過ぎから猛烈な睡魔に襲われるのです。

今寝てはだめ、夜寝られなくなるから、と
わかっているけれど抗えず、
家族が戻ってくる午後6時くらいまで
爆睡してしまう。日本時間では
午前2時ごろから朝8時ごろにあたります。

つまり日中に夜の睡眠をして、
夜に2、3時間長めの昼寝をする、
という昼夜逆転の睡眠パターン
一週間ほど続いてようやく現地時間に
体内時計が合うのです。

🥱時差ぼけには特効薬はありません

日光を浴びる
体を動かす

時差ぼけ対策の基本を実行しても
あまり効果がなく、
自然な眠りを誘う作用がある
メラトニンのサプリを飲んだり、
ある時は日本のかかりつけ医に相談して
睡眠導入剤を処方してもらい
到着後服用したこともあります。

それでも夜通しで眠れることはなく 
焦らず時間がかかっても自然に
体内時計が調整されるのを待つ

が私の時差ボケ対処法。

10日以上経ちやっとこちらの時間に慣れ、
体調も万全となりました。

⏰強制的に時計の針を1時間動かす


今回の滞在でいつもと違うのが
夏時間から標準時間への切替りの
タイミングに当たってしまったこと。

11月5日、日曜日にサマータイムが終了。
午前2時に1時間時計の針を戻し
標準時間に切り替わりました。

日の出、日没が1時間早くなったことで
夕方の時間帯が忙しなくなり、
また少し調子が狂いました。
たった1時間でも強制的に時間の針を戻すと
体内時計が乱れストレスが生じるのです。

規則正しい睡眠と覚醒のリズムが保たれて
昼夜のメリハリがはっきりした生活を
送れることが健康的で幸せと再認識。

サマータイム中は朝6時半は日の出前。
薄暗い中散歩道にうさぎが🐇


😊やっと整った現地の生活リズム


標準時間に戻ったことで
早朝ウォーキングの時に日の出を見られます。

朝の光をあびるサボテンとカピラリス

朝の光をあびて体内時計を整えて
気持ちよく1日をスタートできることが
嬉しいです。

カピラリスが輝いている✨


















この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?