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パイロットになるまでの話

パイロットになるまでの話とはいったものの・・・何から話せばいいのか

というのも、私は元々とパイロットを志していたわけではありません。
大学生のときこれと言って就きたい職が決まっていなかった私は、阪神大震災を被災していたこともあり漠然と「自衛官」を志しました。
そして、今は廃止となった採用区分「一般陸曹候補学生」として陸上自衛隊に入隊し、初めに配属されたのは普通科職種、いわゆる“歩兵”でパイロットとは無縁の世界です。

体力的にも精神的にも厳しい思いをしましたが、陸上自衛隊の基幹職種である普通科に配属されたおかげで「陸上自衛隊とはどういう組織か?」ということを肌で感じ、勉強させていただくことができ、結果、私は「一般幹部候補生」を受験し直すことにしました。

この選択が図らずも私のパイロットとしてのキャリアへの転機となります。
というのも、陸上自衛隊でヘリコプターの操縦士になるには2つのルート「陸曹航空操縦課程(FEC)」と「幹部航空操縦課程(POC)」があり、後者は一般幹部候補生の採用区分で入隊した者から適性検査により選抜される課程になるからです。

こうして、図らずも私の前にパイロットへの道が開かれたのです・・・

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