見出し画像

誰も教えてくれなかったおしゃれのルール(アーカイブ)メンズウエアもチェックせよ

年齢、または何かしらの事情で体型が以前と変わることがあります。
その場合、細くなる人もいれば、
肉付きがよくなり以前と同じサイズのものが入らなくなる人もいるでしょう。

年齢を重ねていくと代謝が落ちるため、以前のものが着られなくなり、
服を選ぶときにサイズが合わないことがふえてくるようです。
細くなる人よりも、太る人のほうが問題が生じます。

太った場合はサイズを大きいものにする、
あるいはプラスサイズを扱うブランドにかえるという方法もあります。

しかしそれ以外の方法があります。
それがメンズウエアの中から選ぶことです。

ここ数年ビッグシルエットが流行しています。
この流行はこれからも続くだろうと、私は予測しています。
2000年代のようにすべてがタイトなシルエットのものを着なければならない時ならいざ知らず、
今のようにすべてのものが大き目のトレンドの時代は、
大き目のメンズウエアを着てちょうどいいぐらいのことも多々あります。

メンズウエアの中でも特に女性が着てもほとんど問題ないものはアウトドアウエアとワークウエアです。

アウトドアウエアの場合、実際にアウトドアでの着用を想定しているため、
レディスサイズはそれほど大きくはありません。
どちらかというと、身体からつかず離れずのサイズ設定になっていると思います。
これをビッグシルエットで着たい場合は、メンズサイズのものを選んだほうがしっくりくることがあります。

次にワークウエアです。
ワークウエアのブランドの中には、メンズの最小サイズを女性向きに作っているところもあります。
大きく宣伝はしていませんが、デザイン、仕様、縫製ともメンズではあるけれども、女性が着られるように小さ目のサイズも出しているブランドがあります。

もちろんこういったものだけではなく、トラッドと呼ばれているウエアの中には、むしろメンズを着たほうがちょうどいいものもあるでしょう。
古着や中古品を探す場合は、メンズのコーナーもチェックするといいでしょう。

多くの方は御存知ないと思いますが、
メンズウエアの縫製工場とレディスウエアの縫製工場は同じではありません。
メンズのジャケットやパンツは、それ専門の工場があります。
そのため、似たようなデザインのジャケットやパンツでも、仕様や縫製が違います。
メンズのパンツのウエスト部分のように、メンズ仕様のほうがウィメンズのパンツよりも工程が多く、丁寧な仕上がりのものが多いのです。
セリーヌのように特にこだわってメンズウエア専門の工場で作らない限り、女物のジャケットやパンツはメンズの縫製工場では作られません。
このようにメンズウエアを選ぶことには、メリットもあります。

背が高い人、
ガタイがいい人、
体型が変わってきて肉付きがよくなってきた人は、
たとえ大き目であったとしても、
服の構造のしっかりしたメンズウエアのほうが似合う場合があります。
特に、肉感を消したい方には最適でしょう。
もちろんそれ以外の、メンズウエアのテイストが好きな「HOMME GIRLS」たちにもメンズウエアをお勧めします。

ジャケット、シャツ、パンツからコートまで、
ウィメンズでは見つからない場合、
メンズウエアもチェックしてみてください。
ただし、サイズ感は今まで着てきた女物とは違うので、必ず試着しましょう。
少し離れて鏡の前に立ち、
今の時代のシルエットと似た雰囲気が出ていると思えたら、
その時点で買うといいでしょう。

今の時代の気分のシルエットがわからない場合、
買いに行く前に好きなブランドの最新コレクションをチェックして、
目を慣らしてから自分の姿を確認するといいでしょう。

過去の自分に見慣れていると、
メンズウエアを着た自分が想像できないかもしれません。
そのため、なかなかメンズウエアを選ぶことができないでしょう。
しかし私たちはずっと以前のままではありません。
日々進化し続けていると信じて、
新しいシルエットを身にまとった自分を全肯定しましょう。

2022・12・08


★zoomを使ってのファッションレッスンを始めました!
・たくさん持っているのに着るものがない、おしゃれに見えないと感じる方
・被服費を節約したい方
・簡単におしゃれに見える方法を知りたい方
・服の枚数を減らしたい方、
・過去の自分に決別したい方
こんな方々に最適です。

これまでファッションレッスンを受けた方々の感想としては、
・毎日のスタイリングが楽になった。
・被服費が減った。
・いろいろ値上がりしている中、本当に助かっている。
・おしゃれな人認定された。
・もっと早く知っておけば被服費が節約できたのにと後悔。
などです。

 詳細はこちらにあります。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?