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誰も教えてくれなかったおしゃれのルール(アーカイブ)リメイク

1度形になってしまったものを、また別の違う形に変えるということは、ただの平らな四角い生地から新しいものを作りあげるより、ずっと難しいことです。

私自身、服飾専門学校出身でありながら、ミシン縫いはとても苦手。学生時代から下手でしたし、卒業してからも、凝ったものは作れません。だけれども、どうしても、手放すのは忍びないという洋服もあります。

そこで、リメイクという手法が出てくるわけですが、私のおすすめはクッションカバーに変身させることです。

外国の雑誌などでは、大小さまざまな形のクッションがソファに置かれている写真がよく出てきます。

日本のおたくは、どちらかというと、同じ形や色のものを並べるおうちが多いようですが、全体の雰囲気が統一さえできれば、素材、色、形など、さまざまなものが置かれているほうが、おしゃれ感が出ます。また、形も四角形で直線縫いだけですし、後ろで重ね部分を多くすれば、ファスナーも必要ありません。

生地の大きさが足りなければ、パッチワークして大きくすることもできます。

クッションにリメイクすれば、再び服は生き返ります。そして毎日、使うことができます。それは、タンスで眠っているより、ずっといいことではないかなと、思います。

2010・12・24


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