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誰も教えてくれなかったおしゃれのルール(アーカイブ)Vネック、タートルネック

若いころと、そうでなくなったときとの肌の見え方の違いに書いたのでもう一つ。

冬になると、寒くなりますので、タートルネックのインナーなど着たくなります。

確かに、首元をきっちり覆うと、寒さはかなり防げます。

ここ最近は、着ているだけで暖かくなる素材のタートルネック、しかも、ただのタートルでなく、首元がくしゅくしゅとなるほど長めのタートルネックのインナーが流行っていて、そういったインナーにセーターやチュニックをあわせる着こなしの人が多くなりました。

ただ、ここで想像してみてください。こういうスタイルをもうあまり若くない人がした場合、その人は若々しく見えてましたか?どうぞ、去年の光景を思い出してください。

くしゅくしゅしたあったか素材のカットソーのインナーに、だぼっとしたチュニックを上から着ているスタイルって、そんなに素敵に見えましたか?

実は、首をどんどん覆って、見える肌が少なくなるほど、顔色はくすんで見えるようになります。逆に、寒くても潔くVネックのセーターを着ると、首から下の肌まで見えて、それがレフ板と同じ効果になり、顔色はぐっと明るく、そして何より若く見えます。

このケースも、素材感の場合と同様で、若い人がどんなに首をくしゅくしゅにしていても別に老けて見えません。確かに冬のVネックは寒いです。ですから、時と場合を選んで服装を考えましょう。とにかく寒いから防寒というときはタートルネックでも構いません。けれども、ここぞというとき、自分が若々しく、華やいで見られたいときは、首元をぐっと出しましょう。そうすると、顔色がぱっと明るく見えて、ぐっと印象が変わります。

2010・08・11


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