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足元も冬支度

ドイツの家屋はほとんどが全館暖房なのだが、うちはいささか効きが悪く床暖房もないため、足元が冷えることがある。


こちらの家の中で履くものといえば、スリッパというよりも、いわゆる「庭履き」に近いような、少しかかとが高くなっていて底のしっかりした室内履きが多い。
夏はつま先の開いたもの、冬は圧縮ウールの保温性の高いものが出回る

結婚して間もなく、義母から夏用のものをプレゼントしてもらって履きはじめたが、最初はなんだか「家」にいる気がせず、落ち着かなく感じることもあった。今ではすっかり慣れ、なくてはならない相棒となっている。

さて、この冬、新調したのがこちら。

イタリアのメーカーのもの


ドイツやオーストリアにも温かな室内履きはある。
下に載せたようなドイツやオーストリアの定番、ウールの厚地フェルトのものは少し山っぽい雰囲気も大好きなのだが、残念ながら幅が広すぎてほとんどが合わない。


くつろぐためにはゆるっとしていてもいいけれど、階段を上り下りして家事などするには危険だったりする。私の場合、いわゆる「家が職場」なようなものだから (言ってみたかっただけ。そんなには働いてない)、ぴったりなものを選びたい。

今回購入したこちらのイタリアのメーカーは比較的幅が狭めにできていて、しかも35(約22.5cm)というサイズがある。ドイツやオーストリアのものは36からということが多いのだ。ちなみにお値段も半分ほどと、言う事なし。


新しい室内履きはすでに大活躍してくれている。
これからしばらく、よろしく頼むよ!

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