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終末へのカウントダウン

いつかは終わると思っていた。

その先をあえて見ないようにしていた。

毎日を積み重ねていけば、最善の道が自然に拓けていくと思ってた。

舵を手放していた。
それが一番イケていて正しくてナウいものだと思ってた。
世界はそれほど単純ではなくなっているのだよ。

それに気づくまでずいぶんと遠回りをしてしまったものです。

どこか、間違ってた。
それも、知ってた。

嘘つきで、強欲で、自分勝手。

そのツケが、まさにいま。

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ただ途方に暮れて呆然と佇むだけです。



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