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色の性質と惑星の話

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15個の色の話
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難しい問題を克服する赤

赤は「エネルギーやバイタリティの象徴」と言われ、 人にやる気を起こさせる色として知られています。 戦いと火星に関係する色。 人目を引くという特性があります。 そのため、プレゼンテーションや自分の意見を 発表する大事な場ではパーソナルカラーを重視する アメリカのトップビジネスマンなどは 赤いネクタイをするそうです。 SALEなどの札も赤ですし、実際に実験をしてみると、 セール札は赤じゃないと人目をひきにくいようです。

黒は、土星に関係する色

黒は死と再生を意味する色。 闇を象徴するネガティブなイメージの一方で、 この世のすべてのイキモノ、 様々な状況を受け入れる尊い色 という考えもあります。 過去、土星に関係する色。 防御色のため、宗教的、魔術的な目的に使われることが多いです。 また、光を閉ざす黒からは、神秘的なイメージを受けるとともに、 ほかの色を際立たせる役割もあります。

白はすべての色の根源

白は光を象徴し、正義や浄化の色といわれます。 すべての色の根源であり、包括した色。 すべての光のスペクトルを反射する白からは、 涼しさやまぶしさ、清らかさが感じられます。 どこにも属さない純粋性を意味する最初の色です。 白は色と同じようにすべての音も含みます。 また色みのない無彩色である白は「無」を象徴する色でもあり、 汚れのない純真さや、無垢なイメージを抱かせる色でもあります。 太陽に関連する色。 ただし、光を反射するという性質から、 白はまぶしくて眼が疲れる色

灰色は、控えめで平凡な色!?

グレーは、中庸で無個性な 補足と妥協の色といわれています。 寂しさや無機質なイメージがあり、 おだやかで、まじめな性格を象徴する色でもあります。 また明るさの違いで受ける印象も変わってきます。 白と黒それぞれの色のポジティブな面と ネガティブな面を同時に感じさせます。 どの色にも陰と陽の2つの側面があるものですが、 グレーの場合はよい面/悪い面というように、 対極的にはとらえられません。 白黒が混じり合って存在しているわけですから、 よいところも悪いところも 無段階

誇り高きゴールドは、世界規模の色

ゴールドは、太陽にたとえられ、刺激が強く、 人々の心に訴えかけるパワーがあります。 世界規模での富と名誉を意味するゴールドからは 豊かさを感じ、豪華なイメージを受けます。 神さまのシンボルカラー。 ゴールドを好む人は、高い理想をもっている誇り高い人です。 カラーセラピーでは、金色はオールマイティなヒーリングの色で、 ゴールドは白と同じように守りの色としての働きもあります。 なにか重要なことがある日などは、 金色のアクセサリーを身につけるなどして、 自分の身体の周りをゴ

シルバーに隠された可能性

銀色は、月とその女神たちの色。 月魔法には欠かせない色です。 女性的なやさしいイメージを演出するのに効果的。 夢、ビジョン、物質を超越した豊かさへの望みをあらわす色です。 キーワードは、 ・直観力 ・隠された可能性 ・ひらめき ・夢 銀色を好む人は、ロマンチックな面をもっていて、 女性的な印象の人です。 銀色には光の部分が多いので、 かたよりのない公平なイメージをもたらします。 輝く色なので高級感を出すこともできますが、 金属のようなつるりとした光沢が強調される銀

パステルカラーは意外と強力!?

パステルカラーは、 ・ロマンティック ・初々しさ ・希望 ・夢 ・開放 ・めざめ ・憧れ などを連想させ、 人の気持ちをやさしくほぐしてくれるような、 特別なヒーリングエネルギーを感じさせてくれます。 光(白)が多く入っているためそのパワーも強力です。 原色が肉体に強い影響力をもつのに対し、 パステルカラーはとくに精神に影響を与えるといわれています。 パステルトーンが好きなときは、夢があふれているとき。 やさしさと幸せに満ちていると同時に、 ちょっと現実から離れた

緑は女神の愛の象徴

緑は、ローマ神話の女神たちの愛の象徴。 緑のキーワードは ・バランス ・調和 ・自然 ・平和 ・健康 ・癒し ・新鮮 ・若々しさ ・希望 感情と健康を司り、肉体と感情、 両方の成長にかかわる色です。 緑色は虹の7色のちょうど真ん中に位置する バランスや調和の色です。 植物の色でもありますから自然や生命を象徴し、 健康や癒しをイメージさせる色だといえます。 緑色は見ているだけでヒーリング効果も抜群。 「アイレストグリーン」という言葉もあるように、 緑には目を急速させ

茶色は経済力と家を支える!?

茶色は、落ち着きやあたたかさを感じさせる土と大地の色。 見る人に「おおらかさ」や、 どこかどっしりとした「安心感」をイメージさせます。 本能的な知恵と防御を授けてくれる色で、 キーワードは、 ・信頼 ・団結 ・堅実 ・安全 ・質素 ・自信 ・忠実 刺激的な面がない色ですので、 とくにリビングなどでこの色を使うことで、 母なる大地に抱かれているような安定感や安堵感が得られ、 おだやかにリラックスすることができます。 経済力や家に関することを支えるチカラがあります。

紫はビジネスシーンには不向き!?

紫は精神性、高尚さ、インスピレーションを象徴し、 人を惹きつける高い精神性を意味します。 古来から高貴なものを象徴し、珍重された色です。 紫に象徴される人は思慮深さと行動力を兼ね備え、 精神的なリーダーになる素質をもっています。 東洋、西洋を問わず、古代から皇帝や王、 宗教者や聖人の衣服に使われるなど、 紫が高貴な色とされてきた背景には、 紫色の材料となるものが大変貴重であったことも 一因であると考えられています。 古代エジプトの神、オシリスに関係する色。 紫は、赤

藍には、古代の知恵とアイディアが!?

藍は聡明さと創造性を象徴。 虹の7色の中でもっとも暗い色をしています。 青色に赤の要素も加わりますので、 見た目の静けさの中にも 赤の活動的なエネルギーが隠されていて、 粘り強さも感じられます。 とてもクリエイティブな色で、 アイディアや直感力に影響し、 こころの眼に関係するのが藍色です。 一般的に「藍色」は濃い青色をさしますが、 藍を原料につくられた色には かなり浅い青色や緑みがかった色など 微妙なニュアンスの美しい色が多く、 その意味でも、藍は「色を生み出す創造的な

青は、魂を癒す色

青は、 ・コミュニケーション ・平和 を意味します。 木星と地球の色です。 青に象徴される人は、自分の内面をよく見て、 知的で自制心のある、礼儀正しく、真面目で信頼される人です。 さらに青は「平和」や「博愛」「正義」を象徴。 また青には魂を癒し、緊張をやわらげるという効果もあります。 自信とキャリアの象徴でもある青を 生活にうまく取り入れると、 自分の才能を見出し、積極的に表現し、 充実した楽しい人生をおくることができると いわれています。 自分の天職がわからな

ピンクは、もうひとつのゴールド

ピンクは、無条件の愛を表現する愛と癒しの優しい面を示す色。 キーワードは、 ・やさしさ ・やすらぎ ・懐かしさ ・感謝 ・幸福感 もうひとつのゴールド。 若い人が薄いピンクに惹かれる場合には、 もっている可能性をフルに展開させる 準備ができていることを意味します。 大人が選んだ場合には、非現実的な夢を捨て、 考えを改めはじめるきざしがあるとされます。 ピンクの色が濃くなるにつれて円熟味が増し、 だんだんと発達していく内面の美をあらわしていきます。 また、ハーモニ

黄色は知性や知識を象徴

黄色は明るい光の色。 知性や知識を象徴する色でもあり、 注意を喚起したり、不安を取り去る作用もあります。 ヒンズー教では「光・不滅・真理」を意味しています。 黄色は知性、教養にも深く関係する水星の色です。 黄色の知性には 「情報を集めて知識に結びつける」 という深いニュアンスがあり、 知識欲旺盛の人は黄色を好む傾向が見られます。