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【西武ライオンズ 今日の見どころ】児玉 球団新人初の3試合連続猛打賞で 隅田の連敗を止められるか

●2試合連続猛打賞は ライオンズ新人で 石毛以来42年ぶり

【ライオンズ‐マリーンズ2回戦(ベルーナドーム)18:00】
前日(11日)は山川穂高が抜けた穴を埋めるかのような、先発全員安打での逆転勝利。さまざまな立役者が誕生したなかで「最初の1点が大きかった」と、松井稼頭央監督が称賛したのが、ルーキーの児玉亮涼の活躍だ。

追撃となる適時三塁打をはじめ、4打数3安打。9日ホークス戦に続く、2試合続けての猛打賞となった。

ライオンズで複数回の猛打賞をマークしたルーキーは、一昨年の若林楽人(4回)以来2年ぶりだったのだが、2試合連続での猛打賞となると、球団史上5人目(6度目)。1981年の石毛宏典以来、じつに42年ぶりの大記録だったのだ。

ライオンズ新人 2試合連続猛打賞

もし児玉が、きょうの試合でも3安打以上して、3試合連続の猛打賞となると、ライオンズのルーキーでは史上初の偉業となる。

ちなみに、新人選手のシーズン最多猛打賞は、1959年に長嶋茂雄が記録した14回。ライオンズの新人では、球団創設1年目の1950年に宮崎要が記録した10回が最多になる。

ライオンズ新人    シーズン最多猛打賞回数5回以上

2017年に、球団2位タイとなる9回の猛打賞をマークした源田壮亮であっても、自身2度目の猛打賞を飾ったのは、シーズン開幕から21試合目(4月28日)だった。児玉は開幕9試合で2度だから、そのペースは驚異的だ。偉大な先輩たちに、どこまで迫ることができるのか。いまから楽しみだ。

●隅田 きょう負けると 球団の連敗記録を更新

ライオンズの先発は隅田知一郎。前回登板イーグルス戦では、立ち上がりの1回裏に、いきなり無死満塁のピンチを招くと、内野ゴロの間に1失点。その後は立ち直ったものの、終わってみれば、その1点が決勝点に。昨シーズンから続く隅田の連敗は11に伸び、ライオンズの球団ワースト記録に並んでしまった。

連続シーズン 個人投手連敗記録

今度こそ不名誉な記録をストップしたいが、そのためには早い段階での手厚い打線の援護が必要になる。児玉には自分の新しい記録をつくって、隅田の記録更新を止めてもらいたい。

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