noteを始めて一カ月近く、まずはやってみなくちゃわからないと、毎日更新にトライしたものの、スキやPVの数字に惑わされ、並んでいる他人の文章や先人のHow toに戸惑い、まさに迷走……そして、立ち尽くすこと半月。

ネットでの個人発信に慣れない私は、入口をくぐったのはいいものの、このシステムに懐疑的になったり、諦めてみたり、いくつかの文章を削除したり、うろうろしていました。

でも、読み手側にまわり、やっぱ文章好きだな、言葉での表現を愛する人の近くにいたいな、隣にもnoteを書いている人がいるのを感じられるのっていいよなー、って、ほかの人のnoteをめくり、言葉を愛しくなぞりながら、自分はどうやってnoteと付き合っていくかを考えていました。

離れがたいのは、若い人たちの言葉を聞ける世界にいるということ。もちろん自分が発信しなくても、その眩しい言葉の数々を読むことはできるのだけど、同じ世界にいるのなら私も発信したいと思うのです。

それにnoteは、やっぱり親切です。続けやすい仕掛けに溢れています。だから、懐疑的にならずに素直になってみます。

もともと、縛られないで思うままに書きたくてnoteにたどり着いたので、なんか斜に構えて、好きに書かせてと…未知の世界を前に、noteの親切なシステムに対して、まるで反抗期の子どもみたいになっていたかもしれません。

すねているのは、年齢のこともあります。還暦を迎えた人間の言葉なんて、スクロールで彼方に消されちゃうだろうという自嘲。やめます、そういう態度。素直になります。

時々、文章は素直なだけでは駄目でしょう、というひねくれ者の顔が出るかもしれませんが、そんな文章も時には書くかもしれませんが、基本は素直に私を表現したいと思います。

このトシですっぴんだと、悟ったような言葉を言ったり、毒を吐いたりしちゃうから、やっぱり薄化粧をするくらいの佇まいがいいかもしれないと思っています。だから、丁寧体で書きますね。（気持ちの問題）

改めまして、よろしくお願いします。ペコリ