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授業のしかた『公民科教育法』

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中学高校で学ぶ公民の授業について、実践的な授業づくりの方法を発信します。 わかりやすい授業を計画して、実践し、研究する先生方を応援します。 これから公民の授業をする実習生やすべて… もっと読む
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記事一覧

簡単にプラゴミを減らそうって言うけど

教室でエコやSDGsについて生徒に考えさせて、安易な結論を共有するのは、いかがなものかと思い…

Lisboa
4か月前

授業で使えるテッパン発問

高校公民科の授業実践を綴っています。教員向けに授業方法や授業内容について発信しています。…

Lisboa
1年前
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経済の授業:テッパン発問

教員向けに公民科の授業実践を綴っています。 経済の単元を扱う授業で使える発問をまとめまし…

Lisboa
1年前
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今日の発問:民主政治編

高校教員の授業実践を発信しています。教員向けの記事です。 民主政治の基本原理 高校公民科…

Lisboa
1年前
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電気自動車の見方・考え方

公民科の教員として、高校生に授業をするときに考えることを発信しています。教員向けの記事で…

Lisboa
1年前
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差別の解消、格差、法の下の平等をごちゃ混ぜにしない

高校教員向けに公民科の授業づくりについて、書いています。政治経済や公共の授業で扱う単元に…

Lisboa
1年前
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公共の授業で使えるアクティブ課題

高校教員向けの授業実践、授業中に生徒に取り組ませる課題やワークのアイデアを紹介します。 公民科の授業では、生徒たちに何か考えさせる課題が求められる。授業前に教員は、いくつかの方法を検討する。 グループワークか、個人ワークか、ペアワークか グループで話し合わせる課題を与えるのが、いちばん良いとは限らない。教員は自分の考えを言うことを求めるが、クラスメイトにどう思われるかを気にして、生徒は躊躇したり、警戒する。簡単に発言は活発にならない。ペアワークも同じ問題がある。 また、

令和5年スタート高校で心理学

新しい高校の学習指導要領では、心理学の単元が新設された。公民科の倫理で心理学が令和5年か…

Lisboa
2年前
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それ曖昧ですよ、先生の発問!

授業で生徒に問いかけても、反応がイマイチ。考えを書かせても、的を得ず関連ありそうな言葉を…

Lisboa
2年前
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授業のねらい

教師が授業をはじめるまでには、いくつものステップがある。準備が必要だ。 授業準備のどの段…

Lisboa
2年前
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授業スキル2

授業中はほとんど何かを解説している。生徒からの質問に答えて解説することもあるが、たいてい…

Lisboa
2年前
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平和ってどう教えるの?

平和をテーマにした授業は、一見、ねらいがわかりやすい。しかし、学習課題が「平和について考…

Lisboa
2年前
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解説しない授業のつくりかた

準備 話す内容を文章化する 今まで解説中心の、先生がいっぱい話す授業をしてきた。 教室で…

Lisboa
2年前
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先生、しゃべりすぎ! 解説しない授業のつくりかた

先生は何でも解説したい。教えてあげたい。 生徒に学ばせるといっても、結局は話して伝えることがメインになりがちだ。投げかけて、自分で答えてしまう。問いを出して指名して答えさせる場面はあるが、少ない。指名せずに、うなずかせて次に進めてしまうこともある。 どのクラスでもほぼ決めておいた展開で、生徒に妨げられることなく、先生の解説中心で同じ授業ができるなら、録画で代用できる。目の前の生徒との対話が展開に不可欠ではないなら、対面授業の意義が乏しい。 本当に読んでも生徒はわからないのか