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Lisk SDK v6を使ったブロックチェーンアプリの作り方 その1

はじめに

こんにちは、万博おじです。
「Lisk v4のベータネットが始動したからそろそろサイドチェーンを作ってみようかなー」と思っている人も少なからずいるのではないでしょうか?
ということで今回は「その1」環境準備編です。

⚠️Windows以外のOSや英語のドキュメントに重度のアレルギーがある人は回れ右してお帰りください。
プログラムなんてひどいアレルギーを起こしてまでやるものではありません。

この機会にLinux系OSやコマンドライン操作を覚えたいという人はコマンドをググったり万博おじに質問したりして下さい。
質問はTwitterでも受け付けています。

ちなみに、Lisk SDK ってなんなの?という人向けにざっくり説明すると、「JavaScriptやTypeScriptでブロックチェーンアプリケーションを構築できるオープンソースな開発キット」です。
詳しくは公式ドキュメントを参照


準備

OSの準備

Ubuntu 22.04 を使います。

公式ドキュメントではMacやUbuntu20.04などもOKとなっていますが、この記事ではUbuntu 22.04を使います。
Windowsでは作ることはできても動かすことは出来ないのでVMWareVirtualBoxWSLなどを使用してUbuntuを導入してください。

Ubuntuをすでに使用している場合でもユーザーを分けるなりして専用化するのをオススメします。おま環こわい。

OSの最新化

以下のコマンドを順に実行します。

sudo apt update
sudo apt upgrade
sudo apt autoremove

最低限必要なツールのインストール

以下のコマンドを実行します。

sudo apt install -y libtool automake autoconf curl build-essential python2-minimal git

Node.js v18のインストール

以下のコマンドを順に実行します。

Node.jsのバージョンを変更することがあるかもしれないのでNVMなどのバージョン管理ツールを使用するのをオススメします。

この記事ではNVM  v0.39.3を使用します。
バージョンアップしている可能性があるので、最新版をインストールする場合はNVM公式を参照して下さい。

curl -o- https://raw.githubusercontent.com/nvm-sh/nvm/v0.39.3/install.sh | bash
source ~/.bashrc
nvm install v18

Lisk Commander

以下のコマンドを実行します。

Lisk CommanderはLisk SDKを使ったブロックチェーンアプリケーション作成などに便利なコマンドラインツールです。

npm i -g lisk-commander

おわりに

これで準備完了です。
準備は非常に簡単ですねー。
次回は構築していくにあたっての考え方とか書いていきますよ!
お疲れさまでした~。

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