りすこ

毎日楽しく生活している40代です。ラジオが大好きです📻好きな言葉は「転んでもただでは起…

りすこ

毎日楽しく生活している40代です。ラジオが大好きです📻好きな言葉は「転んでもただでは起きない」! 甲状腺乳頭がんがわかってからの日々で感じたことを、振り返ってまとめました。「読んでも怖くならない体験記」を目指してます😊同じ状態で不安に感じている方のお役に立てたら嬉しいです🌸

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はじめまして、りすこです。

 私、この度、甲状腺がんになりました。  情報収集したくて、ネットや本をたくさん読みましたが、なかなか自分の気持ちにフィットするものがみつかりませんでした。そこで、私が体験したこと、感じたことをまとめてみることにしました。あくまでも私のケースではありますが、これを目にした誰かの不安が少しでも軽くなるのなら、こんなに嬉しいことはありません。

    • 首の傷、気にならなくなりました!

       2020年の9月に甲状腺乳頭がんの手術を受けました。早くも、3年が経とうとしています。毎朝の服薬と3か月に1度の通院は継続中です。  甲状腺手術後の生活で、一番気になっていたのが、首の傷。喉のあたりの手術のため、首の前面にネックレスのような傷ができました。術後の服を選ぶ時の最優先事項は、「首の傷が隠れるかどうか」。タートルネックやハイネック、シャツのボタンを一番上まで留める、バンドカラーのシャツを着るなど、とにかく隠しまくりました。  傷を隠したかった主な理由は2つです

      • 手術から2年。新たなチャレンジ!

         甲状腺乳頭がんによる、甲状腺全摘手術をしてから、2年が経ちました。長かったような、早かったような、不思議な感じですが、毎日元気に生活しています!  現在は、毎日の服薬と、3か月に1度の通院での経過観察のみ。日常生活は、術前と全く変わりありません。仕事もその他の生活も術前と変わらず、バタバタと日々忙しくしています。  そんな中、仕事のキャリアアップのための試験にチャレンジしてみることにしました。試験を受けるチャンスがある、ということを知った瞬間に、「お、ぜひチャレンジした

        • CT検査をしてきました。

           早いもので、甲状腺乳頭がんの告知をされてから、2年が経過しました。大きな流れとしては、①がんの告知②甲状腺全摘手術③入院して放射線ヨード治療④外来で「放射線ヨード治療がうまくいったかどうか」の検査、という治療を経て、現在は毎日の服薬と3か月ごとの通院のみになっています。  放射線ヨード治療の検査からほぼ1年経過するということで、先日久しぶりにCTの検査がありました。  上記に挙げた流れの中で一番大変だったのは、言うまでもなく手術ですが、検査の中で一番大変だったのは、「シ

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        はじめまして、りすこです。

          次の場所へ。

           甲状腺乳頭がんの告知をされてから、もうすぐ2年が経とうとしています。  そんな中、異動で勤務先が変わりました。現時点では、新しい勤務先に私の病気のことを知っている人はいません。がんの告知を受け、治療をした期間に勤めていた前の職場では、同僚や上司に病気の事を伝えていました。普段私の病気のことが職場で話題になることはありませんでしたが、「自分の病気を知ってくれている人がいる」ということは、自分にとって大きな安心材料でもありました。これがいったんリセットされることになります。

          次の場所へ。

          やっぱりドキドキ 定期検診

           甲状腺乳頭がんを告知されてから、早くも2年が経とうとしています。先日、首のエコーの検査をするために、3か月に1度の定期健診に行ってきました!  病院のある町を訪れるのは通院の時のみなので、病院周辺に来るのも3か月ぶり。病院までの道すがら、新しいお店を発見したりして、「3か月」という期間の意外な長さを感じたりしました。  いつもの通り受付に行くと、「主治医の先生が急遽お休みのため、他の先生が対応します」とのこと。普段なら「知らない先生か…」と不安になりそうな場面ですが、手

          やっぱりドキドキ 定期検診

          私、いつまで「がん患者」?

           甲状腺乳頭がんの告知・手術から1年以上が経過しました。毎日の服薬と定期的な通院はあるものの、生活も完全に術前と同じとなり、自分の中での「がん患者」という意識がだんだん薄れてきています。  そんな中、国立がん研究センターのホームページで、こんな一文を目にしました。 がんサバイバー(一般的な理念):がんの診断を受けた人は、その瞬間から生涯にわたって、がんサバイバーである これにかすかな違和感を感じました。 ん?「生涯にわたって」?!たとえ自分の気持ちはがんから離れても、

          私、いつまで「がん患者」?

          外気に触れられる喜びを思い出しています

           昨年の今頃、私は入院していました。甲状腺乳頭がんのために行った、甲状腺全摘手術の後、手術ではとりきれなかった細かいがんを放射線ヨウ素の入ったカプセルを飲むことで、体の中からやっつける治療を行うためです。(アブレーションというものです)  この治療は通常の風邪薬のようなカプセルを飲むだけなので、心身ともに、手術ほどのダメージはありません。カプセル服用後、副作用がでるケースもあるようですが、私の場合幸いなことに副作用がなかったので、ただただ入院している、という状態でした。

          外気に触れられる喜びを思い出しています

          大腸内視鏡検査を受けてきました

           前回のnoteで「甲状腺がんの治療が一段落して安心していたら、子宮がん・大腸がんの可能性が出てきて不安MAXだった話」を書きました。その中で、大腸内視鏡検査をしたことにも触れましたが、人生初の出来事でなかなか刺激的だったので、この検査についても記録しておきたいと思います。  私が必要に迫られて大腸検査をすることになった理由は、市の大腸がん検査で「便潜血:陽性」が出てしまったため。さらに、この結果が私の手元に届いたのが、子宮がん検査の結果待ちで不安でいっぱいの時でした。人生

          大腸内視鏡検査を受けてきました

          一難去って、また一難。さらにまた一難?!

           昨年7月に告知をされた甲状腺乳頭がん。手術もその後の治療(アブレーション)も終了し、今は毎日の服薬と3か月ごとの検診のみとなりました。やれやれ、やっと一段落。  …と思っていたら、ひやりとする出来事が立て続けに起きました。  子宮頸がんの検査に行った所、追加で子宮体がんの検査もした方がよいとのこと!(なんでも、子宮内膜の厚さが正常値ギリギリだったそうです。)  甲状腺がんの時も、自覚症状0でがんが見つかったので、「精密検査=何かある」という思考回路になってしまい、いい

          一難去って、また一難。さらにまた一難?!

          手術から1年が経過しました その2

           甲状腺乳頭がんのため、甲状腺の全摘手術を受けてから、1年が経過。この間に自分の中で、変化したことを考えてみました。 ・OB感が増した:甲状腺がんに関わる治療としては、毎日の服薬と定期的な経過観察のための通院のみとなり、「今まさにがんの治療中です!」というような「現役感」は薄くなりました。学校を卒業した部活のOBのように「昔この部活にいたんだ~」くらいの感覚になったように思います。がんの告知後や手術前・術後には、自分の中に占める「がんの当事者である」という意識がとても大きか

          手術から1年が経過しました その2

          ネイルができる幸せをかみしめる

           甲状腺乳頭がんの手術のため入院した時。事前に配付された「入院の手引き」の中に「入院前にネイルは落としてください」の一文がありました。私は入院前にネイルはしていなかったので、特に問題なくそのままスルーしていたのですが「がんの治療に関係なさそうだし、入院中気持ちが落ち込みがちだから、爪がきれいだと気分があがるのにな~。なんでダメなんだろう?」なーんて思っていました。今回、ネイルができない理由をあらためて調べてみました。  手術時に血液中の酸素濃度を測定するためのモニターを装着

          ネイルができる幸せをかみしめる

          主治医からのプラスの言葉は、真に受けてみる!!

           甲状腺乳頭がんのため、甲状腺の全摘手術を受けてから1年が経過しました。手術をし、放射線ヨード治療を行い、再発もなく、現在経過観察中の状態です。心身ともに落ちつき、手術前と同じ生活を送れています。  甲状腺乳頭がんは予後のいいと言われていますが、やはりがんはがん。細胞診の結果待ちの期間には「え、私死んじゃうの??」とメンタルが不安定になったこともありました。それでも、全体的には落ち着いて生活できたように思います。その理由がどこにあったのか、自分なりに振り返って考えてみました

          主治医からのプラスの言葉は、真に受けてみる!!

          手術から1年が経過しました…その1

           甲状腺乳頭がんの手術を受けてから、1年が経過しました。あっという間だったような、とんでもなく長い時間が流れたような、不思議な感覚です。どちらにしても、自分にとって大きな1年であったことは、間違いありません。  手術から1年経って、変化したことを改めて考えてみました。 ・声の出にくさが改善された:術後しばらくは「声が出しにくい…」と感じることがありましたが、今はほとんど感じません。ひとまず、日常生活で話す場合には、ほとんど違和感はありません。良かった良かった!  ただ、

          手術から1年が経過しました…その1

          「がんと診断されたら自分でできること」を読みました

           また新たながんの本を読んでみました!今回は主婦の友社から出版された「がんと診断されたら自分でできること」という本です。通常、病気の治療は医師しかできないと思いがちですが、患者ができることがある!という視点は新しいな!と感じました。  内容は、「手術や治療を行うことで、一時的に体力は落ちる。手術の前の『術前リハビリテーション』(=プレハビ)を行うことで、術後や退院後の回復が早くなりますよ」というもの。リハビリといっても特別なものではなく、自宅でのスクワットやウォーキングなど

          「がんと診断されたら自分でできること」を読みました

          「あなたにとって最適な『がん治療』がわかる本」を読みました

           甲状腺全摘手術・アブレーションの治療も終わり、精神的に落ちついている現在、がんに関する本を色々読んでいます。(手術前や病気に対する不安が大きい時は、情報を入れることで怖さが増すのではないか、気持ちがゆらぐではないか、という不安があり、意識的に情報を入れないようにしていました。)そんな中、日本実業出版社から出版された「あなたにとって最適な『がん治療』がわかる本」を読みました。   内容はQ&A方式になっていて、とっても患者の目線に立った内容だな~と思いました。当事者として、

          「あなたにとって最適な『がん治療』がわかる本」を読みました