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首の傷、気にならなくなりました!

 2020年の9月に甲状腺乳頭がんの手術を受けました。早くも、3年が経とうとしています。毎朝の服薬と3か月に1度の通院は継続中です。

 甲状腺手術後の生活で、一番気になっていたのが、首の傷。喉のあたりの手術のため、首の前面にネックレスのような傷ができました。術後の服を選ぶ時の最優先事項は、「首の傷が隠れるかどうか」。タートルネックやハイネック、シャツのボタンを一番上まで留める、バンドカラーのシャツを着るなど、とにかく隠しまくりました。

 傷を隠したかった主な理由は2つです。

1つめ。周りの人に傷が見えるとビックリされてしまうのでは?と思ったから。
2つめ。もし傷の事を指摘されたら、どう反応すべきか自分なりの正解がわからなかったから。がんのことを言う?ごまかす?ごまかす場合はなんて言うのがベスト?

この2点から、「よし、色々面倒だから、傷は隠す一択でいこう!!!!」という判断をしました。

 そして、今年。手術から3回目の夏がやってきましたが、傷の事が全く気にならなくなりました!UネックのTシャツを外で着ることもできるようになったし、シャツの一番上のボタンを開けて着られるようになりました。3年経って、自分の傷も見慣れてきて、気にならなくなりました。また、誰からも首の傷を指摘されることもなかったので、「そうだよね、誰も人の首なんて見ていないよね」と感じることができたからだと思います。同じ手術を経験した人でも、傷がどれくらい気になるかは、本当に個人差が大きいのではないかと思うのですが、私は3年かかりました。
 また、仮に傷についてたずねられたら、「前に甲状腺の手術したことがあって~~エヘヘ…」と言えばいいんだな、という自分なりの答えが出たこともあります。嘘をつけないタイプなこともあり、変にごまかしたくはないのですが、全部話したいわけではない、と思っていた私。これ、絶妙なラインのベストな回答だと思いませんか?!いいぞ、私!

 しばらく買っていなかった、Vネックの服を買ってみようかな、と思う今日この頃。体調に気を付けて、暑い夏を少しでも楽しく快適に過ごしましょうね♪

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