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土砂降り ポタリング

台風5号が、日本付近を通過した日。
各地で大雨や急な雷雨に注意が必要だといわれていました。

この日、日中は暑い日でしたが、ポタリングに出かけていました。

夕方,東の空に厚い雲が空を覆っていました。
あまりにもすごいので、スマホで写真を撮りました。
雨が降りそうだなと思っていたら、ポツリとくるではありませんか。

雲の厚いところより、まだ明るく雲の薄いところで雨が降るんですね。
これはやばいと急いで自転車を漕いで走りました。

日ごろの行いが良かったのか、
ポツポツと雨数が増えてきます。
このままじゃずぶ濡れになる予感がしたので、
どこかで雨宿りしようと、場所を探しながらの走行です。

ところが、世の中良くできたもので、
こんな時に限って、雨宿りするところがなかなか見つかりません。
焦る一方です。

大粒の雨が降ってきました

やっと何かの工場のような屋根が付いたところが見つかりました。
しかし、ロープが張ってあり、入らないようにされています。
人がいないので、仕方なしにロープを持ち上げ、
屋根の下に滑り込みました。

するとどうでしょう。
雨がますます強く降ってきたのです。
おまけに雷が見えませんが、ゴロゴロと何回も鳴いていました。
雨って、雷神の涙?大粒で多い。

西側は太陽の日が見えます

西の空を見ると、雲の間から陽が漏れています。
あんなに明るいのに、こちらは雨かよ。と思ってしまいました。

スマホで雨雲レーダーを見ると、真っ赤です。
集中豪雨がちょうど上空を通過しているのです。
雨は土砂降りです。

西側の太陽も陰り、土砂降りの中、車も徐行します

車も激しい雨脚に徐行運転しています。
そんな中、若い男女二人乗りのオートバイが過ぎていきました。
二人ともずぶ濡れで、
シャツが、雨で透き通って肌に張り付いている様子が見えました。
自転車も傘もささずに走り抜けていきました。
ロープがなければすぐに雨宿りできたのに、残念でした。

バケツをひっくり返したような大雨

以前、雨の境目を見たいと思ったことがありました。
よく考えると、降り始めと降り終わりが、境目なんですね。
変に納得したことを覚えています。

また、ある日、川の土手を自転車で走っているとき、
遠くの雨雲の下から、雨雲の範囲で白っぽく地面まで
カーテンのように雨柱が達しているのを見たことがあります。
それがそこだけに降っている雨の様子なんですね。
降っているところと降っていないところの境目が
きちっと分かれているのでした。

この頃は温暖化のために局地的な豪雨が多く、
降っているところと降っていないところがはっきりしています。
すぐ横でも降っていなかったりするのです。

ポタリングには雨雲レーダーは必須です。
これが、最近の天気は、変化が激しいので、
予報が全然当たらないのです。
雨雲発生や近づきそうだったら、
安全策をとって事前に避けるのですが、
そんな時に限って、雨が降らないのです。
雨雲が消えているのです。
本当に最近の急変する天候には泣かされます。
雨雲レーダーも役に立たないのですから。

そんなわけで、雨雲レーダーでは1時間ほど、
雨宿りする必要があったのですが、
30分ほどで小ぶりとなり、自転車で走りました。

土砂降りが続いています

すると、どうでしょう。
15分ほど走ったら、
また降ってきたのです。
雨脚が強くなり、急いで雨宿り。
そこで20分ほど待って、小ぶり状態になって、また走り出しました。
ずぶ濡れは避けられましたが、時間はかかりました。

でも何より。
皆さんも、急な局地的豪雨には十分注意しましょう。特に雷に注意。

土砂降りのポタリング、実況中継?でした。

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