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ラット実験から分かる諦める人と諦めない人の違い

まず最初に、選択の科学の本で紹介されていたラット実験について説明します。

【実験1】
数十匹のラットを一匹ずつガラス瓶に入れ、水を満たす。ビンの内側は滑らかで脱出不可能な為、ラットは「溺れるか泳ぐか」の二択の状況に置かれる。

【実験1】の結果は、個体差がほぼ等しいにも関わらず15分弱で溺れ死ぬラットと60時間以上泳ぎ続けるラットに分かれた。


【実験2】
ラットをすぐに水に入れることはせずに【捕まえる → 逃す】の作業を数回繰り返す。
その後、実験1と同様に水に満たしたガラス瓶に入れて、泳がせた後に再度取り出してゲージに戻す作業を数回繰り返す。

上記の作業をした後で、実験1と同じ条件でガラス瓶に入れて、溺れるまでの時間を測ったところ、今回は数十匹の全てのラットが諦めることなく平均60時間泳ぎ続けた。


僕がこの実験結果で学んだことは2つです。

●諦めない信念を生まれつき持っている個体がいる
●生まれつき持っていないとしても、成功体験があれば粘り強くなる

実際に僕は過去のnoteでも触れていますが、閉店スレスレの飲食店の年商を10年かけて倍にした成功体験が、英語の習得に役に立ちました。

英語に関してはまだ学習を開始してから8年程なので、飲食店の時の努力には及びませんが、中卒、26歳から学習を開始してTOEIC満点、外資系企業のマネージャーとして働けるレベルまで仕事をしながら辿り着いたのは、飲食店時代の成功体験のお陰です。


ラットの実験が示すように、成功体験が特別な物である必要はありません。日々の仕事や勉強の中で小さな成功体験を繰り返すことにより、自分が今やっていることは将来に繋がっているんだ。と思えることが重要です。

一例として、英語学習で僕が心掛けていることは、結果には一切拘らずプロセスを大事にする。です。

真剣に英語を学習している方なら分かると思いますが、1週間とか1ヶ月とかの短いスパンで、英語学習に結果を求めるのは、自爆行為でしかないです。

そもそも、その考えが間違っていて、自分で自分のモチベーションを根こそぎ奪っていってしまう思考法なので、直ちに変える必要があります。

上記を踏まえて、僕が日々していることは、、、

●毎朝の1時間のジムでの運動は、Audibleを使って音声で英語の読書をする
●ググる時は英語でググる
●友達とのLINEも相手が嫌がらない限り英語で送る
●ニュースも英語
●音楽も英語
●読書もたまに英語 (難しい本はまだ無理)
●気が向いた時にだけ単語学習 (単語学習は大嫌い)
●日本のテレビ一切みない、というかテレビが家に無い

上記の方法で、一切日々の生活に負担なくコンスタントに1日3時間位は英語に触れることが出来ていますので、日本にいながらでも少しずつ英語力をあげることが出来ています。

一日の終わりにその日を振り返った時に、上記が出来ていれば僕は大満足ですし、それが英語学習に関しては成功だと信じています。



【プロフィール】
●小田倉 晃 / Hikaru Odakura
●1985年11月30日生まれ、34歳
●茨城県水戸市出身 → つくば → ニューヨーク → 赤坂(← 今ここ)
●中学校で生徒会長を務めたお陰で推薦で全寮制の日立工業専修学校に入学するも学習の意義を見出せず3ヶ月で中退、親友の家に居候させてもらいながらイタリアンレストランで働きつつお金を貯めて16歳から一人暮らし、1箇所に留まるのが苦手な為、通算10回以上引越ししている引越しのプロ
●20歳で茨城県つくば市にある珈琲哲学つくば大穂店の店長になり閉店ギリギリの状態から5年間かけて月商を倍にし、最優秀社員賞を2年連続で受賞
●今でも尊敬している最初の上司に「10年やってから文句言え」と言われた為、10年同じ飲食店で働いた後、26歳の時にキャリアチェンジを決意。英語力0、人生で初のフライトでニューヨークに渡米し、日系で唯一のシェアハウス運営会社CrossOverのマネージャーとして全業務を担当する
●英語のもつ無限の可能性と美しさに魅了され、取り憑かれたように英語を学習しTOEIC990点を日本帰国後一発で取得(通算では3回目の受験)
●日本帰国後は都内の英語コーチング会社で主に大企業の役員の方を対象にコーチングを行いながらも、CrossOverのSVPとして海外メンバーとのオンラインミーティングのファシリテーターや日本での代理店営業を行う

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