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リモートワークが加速する

2020年に入って発生したコロナウィルスの影響で、日本の大手企業が続々とリモートワークを推奨し、導入を行っています。

今後、コロナウィルスの影響が長期、世界規模で広範囲にわたる場合は益々リモートワークをせざるえなく企業も増えてくるかと思います。もちろんウィルスの被害は望んでいませんが、働き方の変革はとても賛成です。

個人的にはようやく日本の企業も重い腰を上げたという感じです。今まさに働き方の大きな変革が日本に起きようとしており、世界的にもリモートワークが加速するんではないでしょうか。

他国と比較した日本企業のリモートワーク導入率

2018年に総務省が発表したデータによると先進国の中でリモートワークを採用している企業が圧倒的に低いことがわかりました。

【企業導入率】

1.アメリカ 85%

2.イギリス 38.2%

3.  ドイツ 21.9%

4.   フランス 14.0%

5.    日本 13.9%   

やはり巨大IT企業が多くあるアメリカでは圧倒的にリモートワークを採用している企業が多いようです。 アメリカと比べると圧倒的に導入率が低いのが現状です。少しづつは導入する企業も増えているようですが、中小企業はなかなか導入が進まないようです。

テレワークのメリット VS デメリット

メリット

【企業側】

・消費電力の削減、その他経費の削減

・優秀な人材を確保(育児、介護をしている人)

・ウィルス感染などの非常時のリスク分散

・生産性の向上

【就業者側】

・通勤時間、交通費、食費の削減

・ストレス軽減

・無駄な社内営業、会議、コミュニケーションを無くせる

・あいた時間に副業

・住む場所を選ばない

・自分で時間を管理

<デメリット>

【企業側】

・就業時間の曖昧性

・オンラインのセキュリティー管理

・就業者の評価

【就業者側】

・集中できない

・コミュニケーションがうまく取れない

思いつく限り上げてみましたが、メリットの方が多いのではないでしょうか。リモートワーク反対として挙がる声は、社内のコミュニケーション不足の問題を上げますが、面と向かうのとテレビ電話で話す違いが良くわかりません。実際の生産性、企業収益に影響を与えるのでしょうか。あとお客様との契約上データーを持ち帰れないなどあるかと思いますが、これは企業側が変える事のできる話です。 実際にアメリカ大手Googleで働いている友人がいますが、とても大事なデータをPCで持ち歩いて場所を選ばす働いています。その代り企業のセキュリティーはゆうまでもなく世界トップクラスです。

おそらく、ほとんどの就業者は生まれてからオフィスで働くという文化しか経験していないため、新しい文化に適応するのが不便に感じているでだけです。 既存の慣習や常識はこれから非常識になっていきます。

リモートワークが進むその先

リモートワークが日本で普及することにとても賛成ですし、本当にすすんでほしいと思います。 もしかすると、仕事のストレスによる、病気、自殺率が減るかもしれませんあくまで、希望ですが。

このような働き方による改革によって、いままではなんとなく会社に出社してなんとなくいるだけで給料をもらってあまり成果を上げてない会社員にとってはピンチです。リモートワークで生産性の向上、リモートワーク導入により有能な人材を企業側が獲得できるとなれば、安泰に過ごしていた社員のリストラが始まります。

会社で働いている方の中でも心あたりがあるのではないでしょうか。上司で会社に来ているものの仕事はそれほどしているように見えずなんとなくいるだけみたいな人いませんか・・・

企業側は常に合理的に行動します。いかに経費を削減し、生産性を上げるかが最優先ですので、今後日本でも実力社会が加速していくと思います。リモートワークでは自己管理能力も試されます。 

これから時代の流れとともに、自身をどんどんアップデートしていかないと取り残されていくような変革期の真っただ中にいるような気がします。


参考データ: 


















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