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30代後半のおかん、突然『コーチング』を学ぶ。

さて、今日はなぜ、
元営業職・現在教師(産休中)・寺嫁業1年生・2歳&生後0ヶ月の息子の母であるわたしが
突然コーチングを学ぶことにしたのか?ということについて書いていこいうかと思います。


そもそもコーチングと言う職業は、
まだ日本では全然メジャーではないように感じています。

明確な資格試験などがあるわけではなく
“コーチ“と一口に言っても本当にいろいろな方がいます。

ではまずコーチングの定義とは?と思って色々と調べたのですが、
国際的にこれ!という定義は無く、
一番わかりやすいなと思ったのが下記の説明です。


コーチング(Coaching)と聞くと、スポーツの分野などにおいて監督が選手を教え導く、すなわちティーチング(Teaching)をイメージされるかもしれません。しかし、コーチングとティーチングは異なる方法です。
一般にティーチングは、親・先生・管理職などの立場にある者が、子・生徒・部下などを豊かな知識や経験に基づき、目標達成へと導くための指導方法です。そのため、指示・命令型の答えを与えるコミュニケーションに陥る傾向があるようです。
一方、コーチングでは「答えを与える」のではなく「答えを創り出す」サポートを行います。 この考え方は「答えはその人の中にある」というコーチングの原則に基づいています。

https://www.coachfederation.jp/ca/coaching/

そして

わたしが学ぶコーチングは

・『答えはそれぞれが自分の中に持っている』という思想のもとそれを導くべく多角的にクライアントに質問をしていく。

・掘り下げることで本質的なところに自ら辿り着き、答えに気づいてもらうというプロセスで行う。

・最初にゴール設定をし、そこに向かって答えを見つけに行ったりマインドセットをしたりする。

・のぞみが明確になったら、それを実現すべくアクションプランを立て、実行まで伴走する。

というもの。

セラピーとも混同されることがありますが
コーチングでは過去のエラーを追及したり修正したりすることはしません。

・将来の目標が見えない
・考え方のくせを治したい
・今のモヤモヤの理由を知りたい
・人間関係に悩んでいる
・マインドブロックを外したい
・もっと将来の自分を明確にして行動したい…

などの想いを持っている方に受けて頂けるのがコーチングです。

そして、コーチングとの出会いが『自らがコーチングを受けたのがきっかけ』である方も多い中、
わたしはそのタイプではありません。


ではなぜ、コーチングを学びたいと思うに至ったのか。


それは、
国際的に活躍されている大塚ちづるさん
わたしが今回コーチングを学んでいるAcademyの主催でもあるNYライフコーチSAYAKAさんとの出会いが大きいです。


実はわたしが“コーチング”という職業を知ったのはつい1、2年ほど前のこと。

長男の育休中に入ったオンラインコミュニティで
大塚ちづるさんがオンラインセッションのゲストとして何度か出演されていました。

そこで、海外でのコーチングのことや、主にNYのビジネスパーソンのマインドなどについて知るうちに興味を持ちました。

この時点ではまだ、『へぇ〜すごいなぁ。NYはやっぱり進んでるなぁ』とか
『最前線で活躍してる人や一流企業は違うなぁ』とどこか他人事でした。

一流企業と言われる会社に勤めていた経験はあるものの
その時のわたしは(今もですが)育休中のただの地方在住の一児の母。

わたしの普段の生活といえば
24時間子どもと一緒、見るTVはEテレ一択。
頭の中は常にアンパンマンかEテレの曲。
世界で起きているニュースも遠い世界の出来事。

そんなことより、今日のご飯何にしよう。
何なら床に捨てずに食べてくれる?

『おかあさんあっち行って〜!!!』と永遠泣き喚かれたかと思えば
急に『おかあさん抱っこして〜!!!』…

『お外行く!』と聞かない息子を暑い日も雨の日も外に連れて行き、
気づけば悪阻と戦いながら必死に自転車を漕ぐ日々…

でも、心のどこかにいつも
『息子の母である自分』と『自立したひとりの社会人としての自分』が
せめぎあう瞬間
がありました。

そんな時、同じオンラインサロンのメンバーでもあったSAYAKAさんに
わたしが幹事を務めるキャリア同好会のイベントにゲスト出演して頂く機会がありました。

実際にSAYAKAさんがみなさんからの相談に答える場面を見せて頂いたのです。

その時直感的に、
『あ、これかもしれない!』と思いました。

SAYAKAさんは本当に短い時間で、さらにオンラインにも関わらず、
本当に的確に相談者からの質問に答えてくださっていました。

わたしは営業職や教職で長らく
『相手の質問の真意を正しく汲み取り、寄り添い、わかりやすく話す』ということを研究してきたので
この時のSAYAKAさんの受け答えを見て、
久しぶりに感動しました。

ああこの感覚、何かに似ている…

尊敬する営業の先輩の商談を初めて見た時。

わたしに無いアプローチ法で生徒の心を掴む魅力的な同僚の先生を見た時。

SAYAKAさんの受け答えを見た時の感覚は、
その時の感覚に非常に近かったです。

もっと知りたい!
そしてわたしも自分の能力をもっとブラッシュアップしたい!

そんな想いが沸々と。
アドレナリンが湧いてくるのを感じました。

ただ、この時点ではまだ『コーチになりたい』とまではいきませんでした。


なぜなら実際にコーチになるためには

・学ぶ場所を見つける
・実践を積む
・フリーランスとしてやっていく

必要があるからです。

それは育休中で4月から夫の実家のお寺を手伝うことが決まっていて、
さらに妊娠中であるわたし
には高いハードルでした。

そうこうしているうちに妊娠生活は終盤に差し掛かり、
お寺への引っ越しも完了しました。

結婚した6年前からわかっていましたが、
お寺に引っ越すことは、
今後わたしが教職や営業職に復帰する可能性がゼロになると言うことでもあります。
(様々な規模のお寺があるので一概には言えませんが、我が家の場合です)

何年もかけて覚悟してきたこととは言え、
これまで社会に出てから10年以上必死で積み重ねてきたキャリアを全て捨て
結婚しなければ来ることもなかった場所で子育てし、
そしてこの地でこれから死ぬまで生きていくのかと思うと
正直これまで“自分で生きる場所を決めたい!“と思って生きてきたわたしには
かなりのストレスがかかりました。

でも、ここでこの人と生きていくと決めたのも自分。
この先の人生を卑屈になって生きていくのは嫌。
そのために、今できることはなんだろう?

そんなことをぼんやり考えていたところ
SAYAKAさんのInstagramで、コーチングアカデミーをやるかも!と言う発信を目にしました。

?!

わたしって本当に人に恵まれているのです。

これも何かのご縁!

そう思って、きっと新生児を抱えて参加することになるであろうと思いながら、
エントリーを決めました。


タイミングやご縁は大切にしたい。
これは常々わたしが意識していること。

そして教師である自分が常々意識していたこと。『何を学ぶか』より『誰から学ぶか』が重要だということ。

コーチングとは何か?
それはわたしがこれまで
BtoCの営業時代と教員時代に大切にして
得意としていたこととかなり重なっている

これらを夫にプレゼンしたところ、
快く賛成してくれました。

夫はいつもわたしのこんな突拍子も無い決断を後押ししてくれます。
そして子育てでも家事でも、『手伝う』という感覚ではなく『当事者』としてこなしてくれる。

この人と結婚していなければ、きっとわたしは好きな場所で好きなことをして暮らすことができたでしょう。

でもこの人と結婚していなければ、最愛の可愛すぎる2人の息子に会うことも無く、
こんな風に自分の可能性やポテンシャルを伸ばすことに時間や労力を割いてワクワクすることも出来なかったはず。


そして一緒に美味しいお酒を飲んで音楽聴いて映画を見て、ああだこうだと夜更けまで語ることもなかったはず。

そう思うと感謝しかありません。
あれ、なんか話がそれました😇

側から見たら変わった経歴のただのおかんですが、
これから新たにできる仲間と共にコーチングを学んでいきたいと思います✨

そして、またそこで得た学びや思い出したことなどを
こちらでシェアできたらなと思います。

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