大仏の住人

30代男子。妻と二人暮らし。大学卒業後、専門学校に通い、その後中小の工務店で9年間現場…

大仏の住人

30代男子。妻と二人暮らし。大学卒業後、専門学校に通い、その後中小の工務店で9年間現場監督を経験。転職し現在はとある企業内で建築技師として働いている。仏のように我慢強いが内心は消耗している。

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  • 家建ちぬ〜建築設計事務所との家づくり〜

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家建ちぬ〜第一回 初投稿で既にネガティブモード〜

2022年5月、今月で土地分の利息の支払いが12回目となる。ちょうど一年前に土地を契約し住宅の設計を始めてから既に12ヶ月が経っている。 『住宅にここまで苦労することは想像もしていなかった。』 と、ネガティブな切り出しで始めたこのnoteですが、テーマは住宅建設です。東京オリンピック、コロナウイルス、ロシアのウクライナ侵攻、と極めて変化の激しい時代の最中に進めている住宅建設の記録になります。 これから住宅を購入する方や、検討中の方に、筆者が実際に経験し感じていること、苦

    • 家建ちぬ〜第十四回 設計コンペ〜

      とうとう年末ですね。 家建ちぬは設計事務所との住宅建設記録のnoteですが、計画を初め土地を購入したのが2021年5月。 土地を購入するまでにいろいろと画策していた期間がほぼ1年あったので2023年1月には、2年8カ月が過ぎることとなる。 いろいろあったなーと。 でも実はnoteが追いついていないだけで、今現在は工事中で来年の2月には引渡しを受ける予定になっています。 つまり私の家建ちぬのプロジェクト期間は2年9か月で完了するはずであります。(そういえば何となく住宅特集に

      • 家建ちぬ〜第十三回 再出発〜

        再出発となってしまった経緯はこれまでにnoteに乱れ書きを残してきた。 当たり前だけれども、同じ過ちを繰り返えさないようにしたい。つまずいたのなら、またそこからやり直せば良い。 これまでの反省を踏まえ、今一度慎重になり後悔のない住宅購入でありたい。 設計事務所の選択 前は知り合いからの紹介をもとに、設計を見なおで、人を見て選んでいた。すこぶる人が良いのはある種当たり前である(商売なのだから)。 そこで、二度目の設計事務所の選定は、 ①予算の管理方法を含めた計画を確認す

        • につぽーん、、、

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        • 家建ちぬ〜建築設計事務所との家づくり〜
          14本

        記事

          家建ちぬ〜第十二回 それでもそこには土地がある〜

          これまでに進めてきていた設計が立ち行かなくなり、非常に残念であるが、設計事務所とお別れすることになってしまった。 施主からは過度な期待をされ、さらにコロナ禍の資材高騰など特殊な状況が重なり、設計者にはこれまでと違った負担もあったと思う。 それでもやはり人生最大の買い物で後悔はしたくない。私自身の建設業界に携わっているプライドと、妻とペアローンで建てることからも、失敗してはいけない。 これらの思いがあまりに強かったのかもしれないが、結局は自分自身へのダメージにもなってしまっ

          家建ちぬ〜第十二回 それでもそこには土地がある〜

          家建ちぬ〜第十一回 概算金額とVE CDからの白紙撤回〜

          少し間が空いてしまいましたが、この期間に実は一級建築士の資格取得を目指して受験をしておりました。今の私の仕事は建設業では無いため業務的には不要ですが、今流行りのリスキリングの為の勉強でした。 学生でも受験ができるため若い子も多くなりましたが、令和になってから試験の寛容性が無くなり、法適合でないことを書いてしまうとそれだけで一発不合格となってしまいます。 しかも設計製図試験は、6時間半で平面3面と断面図A2、記述問題をA3のボリュームをこなすと言う、実務では絶対にあり得ないスー

          家建ちぬ〜第十一回 概算金額とVE CDからの白紙撤回〜

          あっ基礎にヘアクラックがある。。。

          あっ基礎にヘアクラックがある。。。

          家建ちぬ〜第十回 設計打ち合わせ②コンセプト〜

          建築の設計段階ではこの作品のコンセプトは何ですか?と問いかけられる学生時代の設計課題を思い出す。 住宅におけるコンセプトって、施主の生活感や敷地の読み取りから導かれ骨組みに現れ、そこからディテールに延長させていくのだと思ってます。 私の生活感 以前記事にしました〜第二回 住宅購入を決心したきっかけ〜に書きましたが、生活感としてはシェルターの防災性と日常生活+aの活動をする場所として考えています。 敷地の読み取り 不動産屋さんから土地購入時にいただく、地区計画、上下水道

          家建ちぬ〜第十回 設計打ち合わせ②コンセプト〜

          電車で微妙に離れて座るのは、コロナの負の遺産。空いてるならまだしも、1mも離れないなら、意味無しと思う。

          電車で微妙に離れて座るのは、コロナの負の遺産。空いてるならまだしも、1mも離れないなら、意味無しと思う。

          家建ちぬ〜第九回 当初案1、2、3、、、〜

          ここからはプランニングである。 今振り返ると提案をいただいたのは2021年7月。 我が家のプランと初対面を果たしてから早くも1年が経過している。 土地を購入してからは既に14ヶ月だ。 ちなみに、我が家が選んだ土地先行融資の場合、12ヶ月間は利息のみ請求が来ます。 そしてそれ以降は元本の返済が始まるという商品でした。 設計期間が12ヶ月を超えたため、フルマックスの支払いとなってしまった、、、 そんなネガティヴなことを思い出しつつも、今回は楽しかった思い出の話。 はじめま

          家建ちぬ〜第九回 当初案1、2、3、、、〜

          家建ちぬ〜第八回 設計期間で解体工事〜

          初回の設計打合せから1ヶ月くださいとのこと。 提案を複数案考えてくれるそうだ。 一旦ここまでの時系列を確認してみる。 2020年2月 土地探しを開始 2021年3月 土地決定 2021年5月 土地契約 2021年5月 設計事務所の決定 2021年5月 初回の設計打合せ 2021年6月 既存住宅解体工事←今ここ 2021年7月 当初提案1、2、3、、、 土地探しを始めてから設計打ち合わせまで、およそ15ヶ月結構時間がかかっていますね。 設計提案をもらうまでの期間で、買った

          家建ちぬ〜第八回 設計期間で解体工事〜

          根切りが始まるとすげー待ったなーと感慨深いものがある、、、

          根切りが始まるとすげー待ったなーと感慨深いものがある、、、

          またコロナの勢いがヤバい、、、現場止まったりしないといいな、、、

          またコロナの勢いがヤバい、、、現場止まったりしないといいな、、、

          家建ちぬ〜第七回 設計打合せ〜 

          設計事務所が決まれば次は設計打合せ。楽しみなフェイズである。 筆者自身も建築設計やデザインにとても興味があるし、ディテールオタクだからこそ、得意な建築家にリードして貰い、自分では到達出来ないクオリティでものづくりを楽しみたかった。 なによりも自分が本当に欲しいものって、よくわからないものなのです。笑 もちろん一般的な収納量や太陽光パネルの有無であったり、「〇〇は得か?損か?」とか、「これをやると後悔!」などの動画を見たり、「住まいの解剖図鑑」を読んだり、色々と幅広く住宅に

          家建ちぬ〜第七回 設計打合せ〜 

          4号建築特例がなくなると急に既存不適格が増える。不動産の資産価値にも影響するとしたら、、、

          4号建築特例がなくなると急に既存不適格が増える。不動産の資産価値にも影響するとしたら、、、

          工事請負契約したどー!!2年越しのwww

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