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GW海外旅行、アジア人気

歴史的な円安のなか、海外旅行の需要が回復している。JTBが4日発表した推計によると、ゴールデンウイーク(GW)の海外旅行者数は新型コロナウイルス禍前の9割程度の水準となる見通しだ。円安に加え航空運賃の高騰でツアー代金が上昇し、近場のアジアが人気の旅行先となっているとのこと。

日経新聞の図引用

要約文

JTBの推計によると、ゴールデンウィークの海外旅行者数はコロナ禍前の約90%に回復する見通しで、円安と航空運賃の高騰により、アジアが人気の旅行先となっています。海外旅行費用は昨年比5%上昇し、一人当たりの平均費用は26万9000円に達しています。特に台湾や韓国などが人気で、HISではソウル、台北、ホノルルへの予約が多く、国内旅行も前年比1%増の見通しです。賃上げや株高などが高額消費を後押ししており、海外旅行への需要が高まっています。

HIS、GW海外旅行予約2割増

エイチ・アイ・エス(HIS)は、ゴールデンウィーク中の海外旅行予約が前年比で23%増加したと発表し、最も人気のある行き先は韓国・ソウルでした。新型コロナウイルスの分類が5類に移行し、国際線の運航再開が影響しています。予約では、特に韓国・済州島と香港への増加が目立ち、海外旅行の平均単価は1.5%減の20万4900円で、旅行の平均日数は前年より1日短い6日間でした。

韓国への旅行目的

一般的には、日本から韓国への旅行が人気な理由として、以下の要素が考えられます:

1. **食文化**: 韓国料理やストリートフードへの関心。

2. **ショッピング**: コスメやファッションアイテムの購入。

3. **K-POP・ドラマ**: K-POPや韓国ドラマのファンによる訪問。

4. **歴史的・文化的観光地**: 歴史や文化を体験するための訪問。

5. **温泉や美容**: スパや美容治療を目的とした旅行。

感想

日本から海外旅行をする人が増えることは、複数の理由から良いことだと思います。まず、海外へ行くことによって日本の良さを改めて認識し、評価する機会になります。さらに、人口減少に伴い内需だけでは経済を支えきれなくなる可能性がある中で、海外進出やインバウンド観光を通じて外貨を獲得することが日本経済にとってますます重要になります。このような背景のもと、多様性(ダイバーシティ)を受け入れ、異文化を理解するマインドを持つことが、個々の日本人にとっても国としても重要だと考えられます。

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