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アメックス、上場来高値圏

米クレジットカード大手のアメリカン・エキスプレス(アメックス)の株価が上場来高値圏にある。29日終値は200.86ドルと22年末比で36%高いとのこと。

要約文

アメリカン・エキスプレス(アメックス)の株価が上場来高値圏に達しました。2024年12月期の業績見通しが市場予想を上回ったことが評価され、株価は22年末比36%上昇しています。売上高予想は前年比9〜11%増、1株利益は13〜17%増と見込まれています。また、配当の増配方針も好評です。ただし、予想PERは過去5年平均並みで、金利収入の伸び鈍化が懸念されており、業績目標の達成が今後の株価動向の鍵となる見込みです。

ビジネスモデル

アメリカン・エキスプレス(アメックス)のビジネスモデルは、主にクレジットカードサービスと関連する金融サービスに焦点を当てています。彼らはクレジットカードの発行、加盟店サービス、旅行関連サービス、およびビジネス向け金融サービスを提供しています。アメックスの特徴は、高級ブランドイメージと富裕層向けのプレミアムサービスにあります。また、会員制の報酬プログラムや独自のマーケティング戦略を通じて、顧客のロイヤリティを高めることに重点を置いています。

ビジネス規模

2022年末時点でアメリカン・エキスプレス(アメックス)は1億33万枚以上のアクティブカードを保有していました。カード利用者の平均年間支出は約23,500ドルで、同社の収入源には、カード使用によるディスカウント収入が30.74億ドル、カード手数料が6.07億ドルが含まれます。アメックスはカード決済処理を主要業務とし、2022年の総請求額は1兆3400億ドルに達しました。これらの数字は、アメックスがクレジットカードおよび決済処理市場で重要な役割を果たしていることを示しています。

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