お寺はいのちの学校です

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今年の柊原小学校の入学式は4月8日だそうです。折しも花祭りの日。釈尊の誕生が天上天下の美しい花々で寿(ことほ)がれたように、子どもたちの輝く未来へお祝いを申し上げます。

またぜひ、「いのち」について学んだり、考えたりするお寺のことももう1つの学校と思って来てほしいなと思います。

真宗寺では、30年以上寺子屋をしていたり、月に1回は子ども会活動をして、お菓子作りや遠足に行ったり、年に1回はお泊まり会をしたりしています。参加してる子たちは正信偈をスラスラ読めたり、仏事のお作法に詳しかったり、私もとても凄いなと思うのですが、一番嬉しいことは、「お寺に来ると楽しい！」と笑顔で言ってもらえることです。

その子たちにとって、お寺は「悲しい場所」や「暗い場所」、「行きたくないけど仕方なく行かなくてはならない場所」ではなく、「楽しい場所」であり、「明るい場所」であり、「行きたい場所」でもあると思ってくれています。

お寺は色んな役割のある場所です。年齢に関わらず、お寺は遊び場であり、語り場であり、集い場であり、学び舎であり、あなたの居場所です。