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2024.4.12の日記「別れもある。」

眠い。眠いけどまだ寝たくない。それは明日が休みだからかなあ。寝るのってもったいないけど、人生で一番気持ちいいのよねえ。

仕事で銀行に行く用事があった。

職場の自分の席にずっといても、なんか息が詰まりそうになるからたまにの外出好きなんだよな。会社からそんなに距離はないけども、気晴らしになる。通り道にある小学校の桜がとても綺麗に咲いていた。春だなあ。と思う。先月までは、ちょっとの外出もコートを着ないと寒くて外に出れなかった。けどもう、カーディガン1枚で全然、外を闊歩できる。春だなあ。暖かい風は吹く。春だなあ。なんてしきりに思いながら銀行へ向かった。

お昼前頃の銀行って割と混んでるイメージ。なんで?朝イチとかは全然混んでないよな。駐車場に車止まってないもん。朝イチ。けど今日はお昼前、11時ごろかな?に行ったら駐車場に車がびっしり。あちゃ~と思いつつも、これだけ混んでれば職場に戻る時間が遅くなってしまう!ラッキーなんて思ったりした。要はサボりたいだけである。

いつも通り番号札を自動発券機から取り、自分の番号が呼ばれるのを待つ。
5組くらい?待ってる人いたかな。案外少なくてがっかり。あの車の量はなんだったのかしら。

自分の番号が呼ばれるまで携帯をいじる。仕事中に携帯を好きにいじれる時間。大切にしたい。

番号が呼ばれ、窓口に向かう。書類を提出し、また待ち。そして携帯。素敵な時間リターン。と思ったのもつかの間、すぐ窓口の行員さんから呼ばれ、用事終了。あれれ、思ったりより速いエンドだぞ。ちょっとがっかりした気持ちで、窓口を後にしようとしたとこと、「あのっ…」と対応してくれた行員さんから声をかけられる。行員さんの顔を見ると、「あっ、私今月で退職するんです。あ、けどまだ銀行には通われますよね?(今の会社は辞めないですよねの意味)これからもご贔屓にお願いします。」と言われた。私は「え、悲しい….ありがとうございました。。」と悲しいジェスチャーと一礼をしてその場を去った。

この行員さん、私が今の会社に勤め始めて、銀行に行く用事があるときいつも優しく応対してくれる行員さんなのだ。私がロングの髪の毛をバッサリ切ったときも「えっ!髪の毛切ったんですね!似合ってる!」と声をかけてくれたこともあった。すごくうれしかった。そんな唯一の行員さんがいなくなっちゃうんだ…。さみしいと思うと同時に、あの行員さんの中で私は挨拶するべき人間に分類されていたことがとてつもなくうれしかった。基本サービス業にくる客なんてゴミ同然。そんな挨拶なんて絶対にしなくていい。けども、関りがあって、この人には言っておくべきと分類されていたのが、なんだか存在を認めらたような気がしてとてつもなくうれしかった。

有象無象であるはずなのに、あの行員さんの中では私は私として認識されていたんだ。

いい意味で店員さんに覚えてもらうのはいいよね。なんか、髪型とか褒めてくれる人とかだとなおさら。この褒めてくれるってのがいい。存在の意義を伝えてくれてる感じ。こういう人たちのおかげで今日も明日も私は生きていられる。ありがとう。
昨日もなんか認知について語ったけど、これはいい認知のされ方。褒めてくれてはじめてお互いに認知ってかんじ。嫌われてないから最高〜。




あの行員さんともう会えなくなるのはさみしいな。。。。。




じゃ、また。


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