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緊縛事故3 --緊縛保険

 こんばんは、乙訓野添です。前回、緊縛保険の話しを書こうと思ったら、非モテの繰り言だけで終わってしまったので、別に書く事にします。
 すでにこのnoteでも何度か、緊縛事故の事については書きました。

 要するに、習いたての教科書通りの縛り方をしたとかで、相手の女性に負傷を負わせて、そのままバックレた、という話しです。しかも、怪我をしたのは女性の自己責任、といった風潮がまかり通っている、という事でした。自己責任論に関しては、クズ主問題でも出てくるのですが、基本的には被害側に全責任がいく様になっています。

 これに対して、負傷した人が補償を受けれる様に保険制度を整えよう、という動きもある様です。スポーツ安全保険みたいなものでしょうか。それが出来たら凄い事だとは思います。ただ、ハードルも結構高いでしょう。
 まず、保険業としてそれが成り立つほどの客がいるのかどうか。怪我をしたとして、それが緊縛由来である事を証明できるのか、その為には診断書が必要ですが、医者に「SMしててこうなりました」と言えるのか。また、何かのイベントで怪我をしたとして、その主催者が保険請求の手続きを取るのか。責任逃れするのが当たり前の界隈だとしたら、これも難しそうです。

 しかし、自分がその話しを聞かされていて、一番難しく感じたのは、その話しをしていた女性が、自分の身の回りの事しか見えていなかった事。なんでも、縄会だか縄ショーだかに出入りしている人らしくて、まるで業界人みたいな感じの人だったのですが、ぶっちゃけた話し、性行為として緊縛やりたいのでなく、業界団体の内部構造を改変した様にしか見えませんでした。
 ましてや、出会いを求めてる自分にしたら、そんな界隈で何が起こってようと、どうでも良い様な話しで、「だから何なんだ」くらいにしか感じませんでした。自分は事故になる様な無理な縛りはしませんし、縛るにしても相手を出来るだけ気遣いますし、お陰で事故をつけてこなかった事を考えると、事故つける様な事をする人は、気遣いが足りないんじゃないか、くらいにしか感じません。素人がプロの真似をしようとしてドジ踏んだ。これは縛り手も縛られる方も悪いです。

 まぁ、この女性は、出会いなどは全く求めておらず、また求めずとも、そうした界隈に入れば男からは引く手数多でしょうから、自分みたいなのは眼中にないのでしょう。たまたま、Xで自分が論じてたのに引き付けられて来ただけで、この事からも、Xで論じるのは弊害があっても有益でないと感じる様になったのです。
 まぁ、界隈のことは界隈にいる人らでどうにかして貰うとして、自分らはお相手探しに邁進せねばならない訳です。ぶっちゃけた話し、この手合いの人らと、一緒くたにされたくありません。その意味でも、彼女が目指す緊縛保険なるものは、理解が得られにいくものだと思いました。

 今回のnoteはここまで。性行為としてのSMと大衆文化としてのSMは別物ですね。また何か気付きがあれば、noteします。


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