見出し画像

エネルギー保存則が成り立たないもの。それは.../エッセイ

私は科学者の端くれで物の理を生業にして生きている。

その私が科学者らしくないことを言う。

この世でエネルギー保存の法則が成り立たないものがある。

それは人の意志だ。

(もしかして写真から肥満だと思った?)

この意志はひとたび湧き上がると莫大なエネルギーとなる。普段食事から摂取しているカロリーは変わらないのに、ある時、ふととてつもない結果を生み出す原動力となる。

そのエネルギーは

ある時は多くの人を救ったり、
ある時は多くの人を笑顔にしたり、
ある時は多くの人を明るい未来に導いたり。

そして、この心の中の意志は

大飢饉のときでも、大戦争のときでも、
大疫病のときでも、大災害のときでも、
どんな逆境の中でも

自分で消さない限り、
自分で折らない限り、
自分で諦めない限り、

強くいつまでも湧き続ける。
この湧き出る意志がホントに強い。
むちゃくちゃ強い。

さらに、肉体が滅んでもそれを継ぐ者が現れたりする。なんの物質も介さずに人の意志が伝搬するのだ。なんなら、伝搬した後さらに大きくなったりする。

物理法則完全無視。

この底力を備えた人間という生き物がこの地球に何十億といる。わたしも、あなたも、そのひとり。

さあ、ラーメンでも、カツ丼でも、寿司でも食べて最初は小さくてもいいので、湧き起こしましょうかね。この無限の力を。

よっこらしょっと。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?