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ある性的倒錯者の告白&妄想(21)男なのにスカートを穿いているという倒錯感。

前回から続きですが、景子さんが語ったことはそこまでなのか私が忘れたのか? 
その後、学校、家で景子さんはどうなったのか?は想像するしかありません。
景子さん中一時は昭和50年代前半だと思うので大変なことだったと思いますよ。それを自分に置き換えると、そんな事態に陥ったらその場で失禁してしまうかも。
今でこそ、女装子のことを女装男子とか男の娘といった小洒落た呼称がありますが、
当時はニューハーフという言葉さえなく?オカマ、ホモ、、と、女装子もゲイも一緒くたにされていて、世間での認識もそれは変質者扱いされていたような気がします。
今の世の中ならば、内心不快感があっても面と向かって、景子さんの担任教師や母親のような対応はしないでしょうね?

私は元女装子で今でもそれに興味があるにも関わらず、LGBTとか性同一性障害とか不勉強でそれぞれの違いは正確には把握していません。そんな浅知恵で語ると気を悪くされる方がいるかもしれませんね。
でも、私のような単なる女装フェチと、女装するトランスジェンダー、性同一性障害等は全く別だと思っています。
“男だってスカートを穿きたい” ではなく、
“ 男なのにスカートを穿いている” という倒錯感に刺激を感じるのであって、性自認に違和感あって女装する人と同類にしてしまうと彼女(彼)らに失礼だと思うのです。
これを言うと怒られるかもしれませんが、
女装フェチは変態との自覚は必要かな?
他者に不快感、不安を与えるような性行為を思わせる女装は密室、あるいは特殊なスポットに限るべき。私も今考えるとギリギリが結構ありました。それを周囲に知られなかったのは幸運だったと思う。

自宅の茶の間で学校の友達と下着女装姿で抱き合っているところを母親に見つかってしまった由香さんの話し。
学校に母親のスリップを身に着け登校し、クラスメート、教師、家族に知られてしまった景子さんの話し。
どこまでが本当のことか分かりませんが、
取り返しのつかないことですよね。他にも多くの女装子体験談を聞いてきましたが、本当に女装子は、妄想、願望を交え事細かくシチュエーションを語る傾向がありますよね?  本人は夢心地で話すも聞いている方は退屈することも少なくありません。
そんな中で、由香さんと景子さんのエピソードは単純でも印象が強かった。

そろそろ『妖しく倒錯的世界に導かれて』の中でも少し触れた黒木さん(仮名)のことぐらいしかネタがなくなってきてしまいました。他にもありますが、それはノーマルな経験ばかりで膨らましようがない。

次回は妄想を。

若い頃、もっとこういうことをしておけば良かった。あの頃の自分に戻ったらこういうことをしたいというタラレバ妄想を数回に渡って書こうと思っています。

続く


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