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最後から二番目の恋

今日は『男女』のこと。

それなりに恋愛をしてきたけれど、
お付き合いをする人ごとに全ては一からになる。
当たり前だが、みんな違う人間だもんね。
それを楽しいと思うか、面倒だと思うかも人それぞれ。
私は前者だから、毎回、誰かを好きになるとワクワクする。
恋愛が楽しくて、恋愛が好きだった。
人生は恋愛が全てだと思っていた。
そんな私が、
しばらく恋はいらないと初めて思ったことがあった。

もう何年も前の話。
私は人生で初めて大失恋をした。
と言っても、振ったのは私だった。
好きで好きで、とにかくその人のことが好きでたまらなかった。
24時間365日、彼のことを考えていた。
こんなにも人は誰かのことを考えることが出来るのかと、自分でも驚いた。
そして、苦しすぎた私は自らその手を離した。
好きになりすぎて、壊れていく自分が怖かったから。
体にも異変が起きていた。彼からの連絡を待つことで寝不足にもなった。
そして、
出会って二年目の記念日に、私は別れを決意した。

その恋は、後にも先にも忘れることのできない二年。
未だに思い出すと、胸がチクチクする。

どうしてもっと上手くできなかったんだろう。
あの時こうしていたら、こう伝えていたらと、
しばらくは後悔の念が渦巻く日々だった。


最後から二番目の恋というドラマがあった。
なんて洒落のきいたタイトルなんだろうと思った。
一つの恋が終わり、ああ、これだけ誰かを好きになる恋はもうないと、
最後の恋だと思う経験をした人も多いと思う。
けれど、時間が経ち、月日が流れると、別れの後には出会いがある。
その時はそう思うことはできないかもしれないが、必ずくる。

最後から二番目の恋だと思おう。
強がりでもいいじゃない。そう、思うことで少しだけ強くなれるよ。
またいつか、素敵な出会いが私を待っている!
そう思うことが明日への活力になる。

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