ギャラリーの企画展に参加しました。

青りんご@創作

2022年12月25日 13:14

文字とイラストの創作活動をしている青りんごと申します。

私は主にTwitterで140字シチュエーションボイス用、朗読台本、そしてイラストを投稿する創作活動をしているのですが、ある目標がありました。

青りんごの目標

それはギャラリーでイラストの展示•販売をすること。

そんな目標をある事がきっかけで叶える事ができました。

目標が叶った経緯

ことの始まりは、Twitterに投稿していた私のデジタルイラストを見たあるギャラリー様から企画展の参加にお声掛けいただいた事でした。

そこはAAA Galleryという横浜•中華街にあるギャラリー様で、2022年11月12日〜11月25日まで行われた「まじょ展4」という企画展でした。

声をかけてくれた事が嬉しかったのと、作品の展示なんて未経験だけど大丈夫なのかと不安でしたが、相談した友人の後押しもあり思い切って参加する決意をしました。

とは言ったものの、「なにからやったらいいんだ！？」とプチパニック！！

展示するにあたってなにが必要なのかわからないなりにもピックアップをしました。

展示準備において青りんごがやった事4選

①イラストのタッチを決める

まずは肝心の作品をアナログイラストでいくか、はたまたデジタルイラストでいくか…。

考えに考えた結果、今回は書き慣れているデジタルイラストでいくことにしました。（アナログイラストもいつかやる！）

②イラストのテーマを決める

イラストは私がよく描く空と植物、シルエット画の人間や動物をモチーフにしているのでそれを活かし、展示の企画である「まじょ」から、一人前の魔女になるために故郷を旅立ち、その途中で出会ったカラスとネコと一緒に修行の日々に明け暮れるまじょの女の子という物語をテーマにイラストを製作しました。

③イラストのスケジュールを組む

作品の数、必要な道具（デジタルイラストを出力する用紙、額縁、梱包材など）の調達をしつつ、本業に支障のないイラストの完成日を設定して、それから逆算でスケジュールを組みました。

④他ギャラリーに足を運ぶ

絵を観るのは好きなんで、普段からギャラリーに足を運んでいるんですが、この時は作家さんの展示の仕方や額縁を学びに他ギャラリーさんに足を運んだりしました。

そんなバタバタとした日々を過ごし、なんとか作品5点が完成しました。

その作品がこちらです。

作品紹介（解説あり）

まじょの女の子が再生や希望を人々に与える魔女になるために修業の旅に出る前のイラストです。夢に向かって羽ばたく期待に胸を膨らせながらもどこか不安気な女の子の後ろ姿を描きました。
元々はTwitterに投稿したこのイラストの元になった別のイラストをギャラリー様が見つけてくれて声をかけてくれたそうで、そのイラストをリメイクした作品でもあります。

旅の途中で出会った猫の頼みで枯れてしまった木を再生させる魔法をかけているところのイラストです。
背景の青からピンクになる縦のグラデーションや光の玉が冬っぽい神秘的な印象になってお気に入りの作品です。
木の枝は締切り日ギリギリまで描いていました。

旅の途中で出会ったカラスの頼みで、森に閉じ込められた星を解放する魔法を使うと同時にペガサスが現れる奇跡が起きたというイラストです。
マーブル模様の空色が夏の爽やかな夜明けの印象になったので女の子の服装も半袖のワンピースにしました。

希望のあかりを灯すために町を周って街灯に魔法をかけていく女の子のイラストです。毎日の修業も少しお疲れ気味で、その様子を猫とカラスが心配そうに見守っています。
背景の満月や風で舞い散る葉っぱが秋の夕方のような少し儚げな印象になったのがお気に入りです。

クリスマスの夜、まじょの女の子が町を飛び交うイラストです。背景の青とオレンジのグラデーションを使いたくてできたのがこのイラストです。
下の町並みはギャラリー先である横浜のランドマークを描いたんですが、せっかくならご当地イラスト感覚で描こうと思いついたのが締め切りギリギリで、追い込まれた先に見えた閃きでした。
また、右側にある薄ら月が見えるかと思いますがあれは2022年のクリスマスの時期が新月という事で新月を描きました。