発達障害の僕が、就活で騙された時の話 1
こんばんわ。前回の投稿から時間が空きましたが、みなさんお元気でおりましたか?
さて、今日は、就活の時の話をひとつ。すこし長いので分けて話しますね。
この前、東京に行った時、リクルートスーツの人を何人も見かけました。ああ、就活解禁したんだなと思いました。
自分も、7年前に就活をしました。結局、2年続け100社近く落ちてしまい、自信を失い、加えて精神障害を患い、脱落してしまいました。なので、成功体験は全くないのですが。
でも、失敗体験は多いので、その一つを。
就活の後半。損保の企業を何社も受けていた時期です。就活のセミナーで出会ったKくんから連絡が急に来ました。
あまりセミナーで連絡先交換しても、その後一切連絡した試しがなかったので、珍しいと思いました。
Kくんは就活をすでに終え、起業することを決めたということで、時間があると。で、起業する前から自分に就活のアドバイスを色々してくれてる先輩がいて、その先輩と会って就活の相談しないかと誘われました。
その時ですでに第一志望のゼネコンから脱落し、保険で受けた企業も軒並み落ち、自信がかなり失っていました。人と話す経験が少ないからかなと自分でも感じており、何事も経験かと、それに相談という言葉に妙に甘えたくなり、その話を受けることにしました。
次の日、KくんとM先輩と会うことになりました。M先輩は上位私立大学の院まで出たとかで。でも、就職はせず、起業の道に入ったとか。
自分の就活においての悩みを打ち明け、色々アドバイスしてくれました。企業研究の仕方とか、自己分析の仕方とか。で、自分の就活の時の経験談も。
就活の話が一段落して、少し雑談を交え、自分の好きなことを一通り話しました。すると、M先輩は、
「君は面白いね。今まで会ってきた人とは全く違ってる。珍しいタイプだよ。」
と。私はどちらかというと古い洋画や洋楽、低年齢向けの漫画やアニメが好きで、あまり同調されないことが多く、それでも自分の話となると止められなく話してしまう。まあ、だからそういう反応だったのかもしれせんね。発達障害あるあるです。
ただ、この言葉が何となく褒め言葉に思えてしまったのです。その後すかさず、
「もしよかったら、僕の会社のオフィスに来ない?他にもメンバーがいて色々話を聞けるからいい経験になるよ!君の話も聞いてくれると思うよ。」
当時の僕は、就活の面接でひたすら必死にアピールしては否定され、どことなく人が苦手になってました。でも、矛盾してるけど、それでも人と接したい。人が異様に恋しかったのかもしれません。
何の疑いもなく、むしろいい経験ができるとプラスに考え、
「行きます!」
と言いました。その日の午後、損保の第一志望の企業面接なのに。でも、たくさんの人と話して自信もつけたいし。この頃は、色々ポジティブに考えられてたものです。
さて、M先輩の企業オフィスに訪れる日が来ました。
次回に続きます。
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