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チャンスは平等、ヒットは運。

ご無沙汰してます。洗濯日和です。雨続きでなかなか動けなくて。

それはそれとして、山下美月の卒業シングル『チャンスは平等』です。
まさかのディスコサウンドに、これまでの山下を連想させつつも若干薄い歌詞と、一部ファンからは「卒業シングルでコレはひどい」との声も上がっているんだとか。うーん、まあ確かに。ただ個人的には、このところ続いていた狙ったいい歌路線よりは山下らしいと思います。しっとり系は『人は夢を二度見る』でやったし、最後を派手な方に振ったこと自体は間違ってないと考えます。問題は、振り切れなかったことです。
秋元系の卒業シングルでディスコといえば思いつくのは、AKBの島崎遥香(ぱるる)の『ハイテンション』です。

塩対応と言われダルそうキャラだったぱるるの最後の曲がまさかの『ハイテンション』! ルックスの良さがいかんなく発揮されたレトロサイケな衣装、フォーチュンクッキーを思い出させる大人数ロケ。時代もあるでしょうが何もかもが派手なバカ騒ぎ感が本当に楽しい。意外性・ギャップで魅せるってこういうことでしょう。
それを踏まえて『チャンスは平等』を見ると、やっぱり地味…というか、行儀が良すぎてつまらなく見えてしまうのです。メンバーのルックスもダンススキルもこの頃のAKBに全然劣ってない、むしろ上回っているといえる。何より、山下くらい「ゴージャスが似合うアイドル」は滅多にいないのに! すごい可愛いアイドルでもゴージャスにすると(似合ってるけど)可愛さが減っちゃったりするのですが、山下は可愛さを減らさずにグレードだけ上げられる稀有な存在です。実にもったいない! 私が監督なら、女帝みたいにめちゃくちゃゴージャスにします。その全てを手にして頂点に立った勝者が「君も僕もチャンスは平等」って言って、挑戦者として次にむかって去っていくのがエモいんじゃないの?どうなの? まあ発売日が延期になったりとかいろいろあったし、事情は分かんないんですけどね。でもこれ、ライブで聴いたらすごいいい曲だと思います。卒コンに行く方は是非堪能してきていただき、下げ評価を覆してほしいものです。

卒業おめでとう

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