発達障害の疑いはデジタル機器が原因という話

私はとある本を読んでいた。簡単に内容を説明すると、子どもの発達を妨げる要因としてデジタル機器(テレビ画面のようなモニターなど)が挙げられるということだ。モニターの光が目に入ると脳の報酬系に強い刺激を与える。それが原因で脳機能が弱くなるようだ。これは特に子どもの場合、影響が大きい。
スマートフォンなどの電磁波を放つ機器を身近に置くだけでも、脳には影響を与えているようだ。寝る時にスマートフォンを寝室(特に枕元)に置くのはダメだという話も聞いたことがあるだろう。スマートフォンから出る電磁波が脳へダメージを与えるからだ。

昨今ではデジタル機器がないと生活が不便になってしまう仕組みになっているようだ。外食するとき、店にあるタブレット端末で注文するシステムになっている。別の場所では、スマートフォンでQRコードを読み込んで注文するシステムを導入していた。機械に任せればオーダーの取り間違いを減らすことはできる。その弊害を考慮できているだろうか。

ありとあらゆる場所にデジタル機器が存在する。これらが発達障害の疑いのある人を増やしているのなら、デジタル機器を排除するのが妥当だろう。しかし、既に生活に浸透しているため、全てを排除することはできない。利便性を最優先した弊害と言えるのではないだろうか。

発達障害の子どもが増えた時期と、デジタル機器が普及した時期が一致しているようだ。大学の講義でそのような話も聞いたことがある。情報元が分からないので憶測の域になってしまうが、最近の報道などを考慮しても間違っていないだろう。情報元は探せば分かることだが、探すのが面倒くさいのでここでは省略。

話は変わるが、私は光るものが苦手である。パソコン、スマートフォンは文字が見える最小限の明るさにしている。クリスマスの時期になると夜のイルミネーション、私にとっては苦痛でしかない。デジタル機器、特にモニターなどの光るものをよく見ていることも影響している。店に置いてある注文用のタブレット端末は光が強すぎて、目が痛くなる。

普段の生活に多少なりとも影響を与えているデジタル機器。これらが発達障害に近い症状を引き起こすことが分かっている。私も医師から発達障害の疑いがかけられている。仮にデジタル機器を取り除くことで改善されるのなら、私の生活に関わるデジタル機器を全て排除して欲しい。やりすぎかもしれないけれど。

社会としてデジタル機器の使い方を検討していくべきなのだ。

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