はじめまして、簡単な自己紹介です
私は小さな頃から本を読むことが大好きだった。家にあった絵本の類は何度も何度も読み返し、小学生の頃は月に一度くらいのペースでやって来る移動図書館が楽しみで仕方がなかった。バスで十五分ほどはかかる中央図書館へわざわざ通ったりもしていた。高校生の頃、学校のすぐ近くに市立図書館があったことは本当に恵まれていたと思う。そこまで大きな図書館ではなかったけれど、足繁く通い小説を中心に本を読み漁った。
物心つく前から、本は私の傍らに存在し続けている。やがてそれは自分の血となり肉となる。