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「存在」と「存在」の両方がある時、【間】は生まれる

目標設定、事業計画、モチベーションを高める、具体的に明確にしていく……

これらに取り組んでしんどくなったり、自分に上手く出来ない、合わないと感じたことはないでしょうか?


僕は、20代の頃に馬鹿みたいにこれらに取り組んで、結果的には自分を壊してしまうようなところまで突き詰めて、それでも上手くやれないような世界にハマってしまったのです。

さらに、自己啓発、コーチング、心理学などなど、心や行動へアプローチする技術も極めようとしていた時期がありました。


が、どれも自分の一番深いところでどこか「しっくり」来るものがなかったのです。

それが変化したのは「身体から入る」というアプローチを得てから。

まず「身体意識」で捉えていくのです。


「未来のビジョン」が浮かんだら、それを身体に浸透させ、浸透させ、浸透させ……

身体が、細胞が「納得する」のであれば、自動的に私たちはそれに向かう仕組みが備わっている。

それを実感するようになりました。


この際に「違和感」があるものは、実現に向かいません。

むしろ「違和感の正体」を明らかにするように、身体から僕たちに働きかけてくるようになるのです。

《納得しないことには動けない》ようになっているのです。


目標設定、事業計画、モチベーションを高める、具体的に明確にしていく……


これらを「頭で」取り組もうとする時に、身体意識では納得していない。

としたならば、私たちは「こころ」で追いつかない感覚になります。

でも、面白いのが『身体』が先に納得すると、後から頭は追いついてくるのです。

この時「こころ」では、調和が取れ、豊かさを得ている感覚があります。


僕たち日本人は、古来からそれを【間】として捉えていました。


余裕、空白、「何もない」はずのところに、無限のバリエーションの創造の種が眠っている。

それを経験則、即ち身体という存在から得てきたのです。


【間】とは、存在と存在の両方がある時に発生します。

「自分だけ」でも、「対象だけ」でも生まれません。

さらに言うのであれば、自己という存在で先に立つことができなければ、相手に飲み込まれてしまうだけで【間】を発生させることができません。


そして、それは自分という身体の音、リズム……振動を掴んでいくことからスタートします。

身体意識とは、身体の振動、細胞の振動、そしてそれらを観察している「わたし」という存在によって成り立っているのです。


「私の振動」を感じ、体得していくと「望むもの」が観えてくるようになります。

それは「私の振動」と調和するということで、ここで、自分と現実が「しっくりくる」場所が生まれます。

目標設定、事業計画、モチベーションを高める、具体的に明確にしていく……

この作業に「入る前」に“それ”を掴んでいくこと。


そうすれば、自分の頭で考えている以上に心地よく、他者とも調和の取れる世界を現実化することができるでしょう。

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