リヴァプールが興味と報じられたアヤックスのU-21オランダ代表DFペル・スフールス(20歳)について知っておくこと。

下のリンク、90minの記事の和訳です。

1．過去にリヴァプールでトライアルを受けた

リヴァプールはスフールスを知っている。

補強レーダーに名前が載っていたし、2017年にはトライアルを受けたがオランダで成長を続けさせた方がいいと判断した。

アヤックスは素早く獲得し、それ以来リヴァプールのスカウトは長期的なターゲットとして注目し続けている。

CLで対戦した際のパフォーマンスが更に評価を高めたとされており、リヴァプールはCLでの活躍をきっかけに選手を獲得したことがある。

南野拓実のように。

2．ミニ・フィルジル

オランダ出身、強く、指揮が執れる、後方から40ヤードのボールを蹴れる、ヘディングがうまい。

聞き覚えがある？

スフールスは登場して以来、ファン・ダイクと比較されているが根拠がないものではない。

フル代表デビューはまだだが代表チームには招集されており、奇しくもファン・ダイクの負傷により機会を得る可能性がある。

3．ボールの扱いに長けている

オランダでは最もボールの扱いに長けているディフェンダーの1人と見なされている。

ボールを配球する力と落ち着きは特に印象的で、アヤックスでは担当したことはないがユースでは中盤の経験があることを示している。

ボールを持っていない時にはしばしば相手をハーフウェイライン付近まで追いかけてボールを奪おうとするなど、攻撃的な傾向がある。

4．スポーツ一家

父のランベルトはハンドボールのオランダ代表として歴代最多の312試合に出場したほか、フルマラソンを超える距離を走るウルトラマラソンの選手でもあった。

姉のデミはWTAのダブルス世界ランキングで最高7位、現在12位のテニス選手であり、エリーゼ・メルテンスとのペアでチェコで行われているオストラヴァ・オープンの準決勝進出を決めたばかり。

5．経験豊富

まもなく21歳になるが、既にプロとしての出場は100試合に近づいている。

現時点でフォルトゥナ・シッタートとアヤックスの2クラブでの出場数は99試合だが、ヨング・アヤックス(リザーブチーム、2部エールステディヴィジ)での出場数を合わせれば130試合となる。

フォルトゥナ・シッタートとヨング・アヤックスではキャプテンを務めた。

6．ゴールを決めるのが好き

フォルトゥナ・シッタートでの2年間の成績を見ると、驚異的なゴール率に両眉を上げて驚く人もいるだろう。

センターバックながら60試合で10ゴールを挙げ、17/18シーズンはチームトップの8ゴールのほかに4アシスト。

自陣と敵陣、どちらのペナルティボックス内でも脅威となる。