偏差値とは、「全体の平均値を50として、全体の中でどれくらいの位置にいるのかを表した値」 とのことだよね、みなさん学校とかで苦しめられてきたことと存じますが。

一方、身共の言う「 変さ値」とは、「どれぐらいの人たちから、どういうふうに『変な人』と思われていると自分が感じているかを表した値」 のこと⋯⋯とでも言えばいいかな？
なので、偏差値みたく数値で表すことはできないし、客観的に評価することはむずいんだけど、まぁ程度っていうか、傾向だね。

そもそも、「変な人」というのは、あくまでもそう思う人の側の問題であって、あなた自身の問題ではない。
要するに、自分にはどうも理解できない人、あるいはみたことも聞いたこともないような人、ちょっと予想に反するような言動をする人⋯⋯などというのはみんな、その人にとって「変な人」なんだよね。

多くの人から「変な人」だなと思われてる人でも、本人が全く気にしてなければ、「変さ値」はゼロ。
逆に、ごく少数の人たちから「変なやつ」と思われているだけなのに、本人はえらく気にしていれば、「変さ値」はかなりハイスコアになる、かな？

前者の「変さ値」ゼロ系の典型は「天然キャラ」と呼ばれる人たちで、このお友達のグループには、結構美形やマジかわ系が多い。
「変な」ところが独特の魅力にすらなってたりする。
（余談ですが、だからと言ってこの手の独特魅力に惹かれて深くお付き合いする羽目になると、とてもじゃないけど俺なんかにゃついてけないわとなることが多いので気をつけましょう。）

逆に同じ「変さ値」高めの人たちの中には、自意識過剰気味にザートらしい「変さ」を決め込んでいる人が多い。
大体が「お約束風変わり」系で、ちっとも「変」じゃないし、ま、オリジナリティゼロ系と言える。
そう言う意味では、定番風変わりの中の一粒の麦に過ぎないわけで、個人としては全然目立ちようがないので集団でつるむことが多い。（集団的「変さ」で代償行為してるのかな？）

この点、それほど変でもないのに、自分はみんなから変なやつと思われているに違いないと思い込んでいる「変さ値」高めの人たちも、自意識過剰っていう点では似たようなもんかもしれない。

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この「変さ」問題、単に人からの評価とか見た目とかだけのことじゃなくて、実は生物学的にもかなり深い根があるような気がする。
”他と見分けがつかない個体は無視されやすい。”
これだね。
無視されるということが、存在感ゼロとか存在価値ゼロに結びついちゃう意識構造があって、（ネグレクトとかにつながって）生存不安にまでつながりかねない。

イジメなんかでも、集団でシカトされるのが一番こたえるっていう子が多いけど、あれなんかも生存不安がらみだろうね。
シカトする側も、自分がそうされたら恐怖なんで、他のシカトしやすいメンバーを生贄にするしかないのかも。

その点、「変さ値」ゼロ系の人は、別に周りからどう思われようが気にもしてないので、シカトが通じなかったりする。
つまり、シカトしてる側の方が、さらりとシカトされちゃう。w

ただし、いくら「変さ値」ゼロ系だといっても、みんながみんな自分が変だと思われていることに気づいてないわけではない。
一応気が付いてはいるんだけど、どーでもいい。それだけのこと。

1. かく言う身共自身も、幼い頃からとても変な子と見られていたのはほぼ確実ですが、あなたはいかがでしょうか？

2. また、変な子とか変な人とか言われることを気にした事は一度もないんだけれど、あなたはいかがでしょうか？

3. でもって、自分の変なところというのは実はよくわからなくて、他の人たちが変だと思ってるんだろうなということがある程度想像がつくだけのことなんだけれども、あなたはどうでしょうか？

以上、第一人称的な意識上の「変さ値」についてお話ししてきましたが、あなたから見て「変な人」っていうのには二種類あるはず。
ちょうど天然キャラや愉快なキャラのように洒落になる面白さを持ってる「変さ」もあれば、真逆に凶暴だったり残酷だったりウザイ悪ふざけ系とか、シャレにならないような「変さ」っていうのは、これはもうマイナスの「変さ値」とすら言えないかもしれないよね。

と言うことで、いずれ「あなたの『変さ値』は？」というテーマでインタビューしたいと思ってます。
簡単なコメントでもいいので、こちらのnoteまでメールしていただければ幸いかと存じます。