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快適な住空間のススメ

「おうち時間を楽しむために欲しい空間の調査から」

みなさん、こんにちは。LIXIL住宅研究所note編集部です。
今回は、私たちが住まい研究の一環で実施している住まいに関する各種調査から「おうち時間を楽しむために欲しい空間に関する調査」の結果ついてご紹介します!

新型コロナウイルスの感染拡大によりライフスタイルが見直され、家の中での生活をもっと楽しみたい、もっと充実させたいとのニーズが高まっています。
LIXIL住宅研究所では、2021年の7月に子どものいる20代から40代の男女(回答:1,075)に「おうち時間を快適に過ごすために家に欲しい空間や場所」を調査しましたのでご紹介します。自宅のリフォームや新築の際にご参考にしていただけたら幸いです。

おうち時間を快適に過ごすために家に欲しい空間や場所BEST7

7位 勉強や仕事ができる開けたワークスペース = 10.9%

就業スタイルが変化し、在宅勤務(=リモートワーク)の方が多くなっています。そのために自宅にワークスペースが欲しいとの回答が第7位になっています。

当社でも近年、テレワークができるスペースを設けたい、というご要望を多数いただいています。写真は、当社で対応したワークスペース(書斎)の事例ですが、廊下に設けたワークスペース(左上)、円形の書斎(中上)、まるで海の中にいるような深いブルーの空間で仕上げた書斎(右上)、リビングの一角に扉を閉めると集中可能なワーキングスペース(左下)、スタンディングワークできる書斎スペース(中下)、家族の気配を感じながら仕事ができる中二階のワークスペース(左下)など、お客様のニーズに合わせてこだわりのワークスペースを提案しています。

ワークスペース事例

6位 趣味・勉強・仕事のために1人でこもれる場所 = 23.0%

家族で一緒にいることももちろん重要ですが、時には自分一人になる空間も必要です。仕事をはじめ趣味に没頭したり、新たな資格取得のために勉強したりするスペースを求める声が2割以上になっています。

アイフルホームでは、南側の隅には階段下を利用したヌック※を採用したプランを提案しています。家事の合間に昼寝をしたり、本を読んだり、囲われた空間で落ちついた時間をすごせます。
※ヌック:居心地の良いこぢんまりとした場所

「ヌック」スぺ―ス

5位 家族が自然と集まる場所や動線 = 24.7%

家は家族とのコミュニケーションの場です。家族がなんとなく自然に集まって、そこで生まれる会話やふれあいが楽しいファミリーの第一歩!このような場所や動線が欲しいという方が4人に1人となっています。

4位 ちょっとした気分転換やリラックスができる場所 = 29.9%

在宅勤務などから自宅で過ごす時間が長くなると、気分転換も必要です。コーヒーや紅茶、お菓子などで一息入れてリラックス!読書をするのもいいですね。自宅にカフェのような至福の空間が欲しいとの方が約3割になっています。

3位 家族で遊んだり食事ができる屋外空間(テラス、庭) = 33.9%

テラスや庭は住まいに最も近い自然空間です。このアウトドア空間は、家族揃ってのバーベキューやテントをはってのキャンプ、星を眺めるなどインドアでは味わいにくい開放的で魅力あるスペースです。調査では3人に1人の方が欲しいと回答しています。

GLホームでは、「カバードポーチ」などの半屋外空間を提案。カバードポーチとは、屋根に覆われたポーチやデッキのことをいいます。一般的な玄関前の小さな屋根スペースではなく、玄関に隣接したテラス空間なども含めた広々としたスペースに屋根をかけたものです。
屋根があるので、日差しや雨を避けながら、お茶を飲んだり読書をしたりなどに使って楽しめるスペースで、アメリカンデザインの住まいによく見られる空間です。

カバードポーチ

2位 自分や子どもが運動できる場所 = 41.6%

在宅時間が多くなると運動不足が気になります。そんな時、自宅で家族揃って運動できるスペースが欲しいとの回答が4割以上に達しています。
庭などのアウトドアスペースにサッカーゴールを作ったり、インドアでボルダリングやヨガをしたりすることも最近では増えてきていますね!
写真は当社で提案した事例です。

運動できる場所の提案事例

1位 家族で過ごせる広い空間 = 54.8%

第1位は、家族で過ごせる広い空間になりました。広いリビングなどは、家族全員の安らぎの場、一緒にテレビなどを観る場、ゲームなどを楽しむ場などコミュニケーションの中心となります。54.8%と多くの方が選んだ理由は、今のお住まいのリビングについて狭いなどの不満をもっているからでしょうか!?

リビング事例

広いリビングは憧れですね!当社の事例においても広いリビングにしたい、というご要望は多数いただいています。限りある予算や敷地の中でダイニング、キッチンと合わせて広々としたLDKにしたり、吹抜けを設けて、開放感のあるリビングにしたり、広さを感じさせるために間仕切りを壁ではなく窓のようにしたりするなど工夫しています。

皆さんの希望のリビングがあればぜひコメントで教えてください!

当社では、「アイフルホーム」「フィアスホーム」「GLホーム」のそれぞれ特長のある3ブランドを通じて、そこに住む方のさまざまなニーズを実現する住宅を提案しています。今回ご紹介したそれぞれの「おうち時間を快適に過ごすために家に欲しい空間や場所」は、今後自分の理想とする住まい設計の際にぜひとも実現して欲しいと思います。そのお役に立つことこそが当社のやりがいです。

LIXIL住宅研究所では、定期的に住まいに関するいろいろな調査を実施しています。
今後も調査の結果をご紹介させていただきたいと思いますので、皆さんよろしくお願いします!

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