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共働き子育て世帯のママ・パパに向けた“1階のみで生活できる家”【#商品開発の裏側~ママたちと考える家づくり~】

共働き子育て世帯の方へ「ママたちの声を取り入れたプラン」

こんにちは!LIXIL住宅研究所 note編集部です。
 
LLIXIL住宅研究所のFCブランドの1つであるアイフルホームでは「共働き子育て世帯」の方に向けた家づくりを日々研究しています。2022年は未就学児がいる共働き世帯の方に向けて「FAVO for KIDS #育てやすい。暮らしやすい。」を発売しました。
今回はアイフルホームがどのように商品開発をしているのか、「FAVO for KIDS #育てやすい。暮らしやすい。」の開発の背景とともにご紹介します!

子育て中のママたちのリアルの声を集めて…

アイフルホームの商品開発チームの8割は女性で、その中には子育て中のママも多くいます。日常のなかで感じる気づきや実際の生活における課題を新たな住宅へと反映できるように、座談会やヒアリングを通して開発中の商品の検証と改善を行っています。子育て中のママ・パパの社員を集めて、実際にモデルハウスを子どもと一緒に体験することで、戸建て住宅で暮らすうえで「どんなことが大変なのか?」「本当に提案していることが使いやすいのか?」を検証しています。

また社内だけではなく、幼い子どもを育てながら働いているママを対象に組織化した「ママアンバサダー」を2020年に設立し、アンケートや座談会を通してリアルな声を集めています。そんなママたちのリアルな声は新たな発見が多いです!社内では気づくことができなかった意見や新たな視点はアイフルホームの商品開発に取り入れられています。

ママ達に新しい商品について聞く

「FAVO for KIDS #育てやすい。暮らしやすい。」は「ママアンバサダー」の方々から意見をうかがい、いかしたほうがよい部分と改善する必要がある部分を洗い出しました。
ここでは「FAVO for KIDS #育てやすい。暮らしやすい。」にて共感を得られた点・改善希望としてでた意見をご紹介します。

共感を得られた点

・1階で生活が完結できるのはとてもいい!
・テレビ裏に隠せる収納があるのはありがたい!

改善希望として出た意見

▶LDK に設けた畳の小上がりスペースについて

・洗濯物をどさっと山のように置くことになりそう
・夫が昼寝しそうだからいや
・子どもがぴょんぴょん飛び跳ねて危なそう
・家具のレイアウトを変更したくなったときにやりづらそう

▶2階のフリースペース

・第1子の服をお下がり用に取っておけるよう、2階に納戸のようなスペースが欲しい

ママたちの声を聞いた商品開発のメンバーからは「私たちがターゲットとする人たちのリアルな目線はとても貴重ですね。つくる側からするとどうしても見慣れているものに寄ってしまったり、経験があるからこそ決まった考え方になってしまうこともあるので。」との意見も。こういった貴重なご意見なども踏まえ、さらに子育て世代が暮らしやすい家になるよう商品開発に活かしていきました。

ママたちの声から生まれた“1階のみで生活できるプラン”

実際にママたちの声から誕生したプランについて、ご紹介します!
このプランの最大の特長は「1階のみで生活を完結できる」ことです。水まわりはもちろん、子どもを含む家族全員(3~4人想定)で寝られるほどの広さを確保した寝室を1階に配置しています。寝室を1階にすることで、子どもが寝たあともリビングからすぐに様子を見に行けるなど安心して過ごせる間取りになっています。子どもが大きくなってからは、夫婦の寝室としてベッドを2つ並べて置くこともでき、夫婦2人で過ごす将来の生活も1階だけで完結できるようになっています。

またプランの中でもとくにママの声が色濃く反映されているのが「収納」と「動線」です。収納面では、ママたちから多く挙がった「子どもが小さいころは、着替えや食事、歯磨き、お出かけの準備など、生活は基本的にリビング中心で行う」という声を参考に、普段着やパジャマ、保育園の服、通園バッグ、タオルなど日常的に利用する頻度が高い子どものアイテムを収納できる「コックピット収納」をリビングに設置しました。「コックピット収納」はあえてオープン収納にすることで、扉を開け閉めする煩わしさをなくし、ママの毎日の負担を軽減できるよう工夫しています。

テレビ裏の収納はママたちに人気のポイントの1つです。おもちゃなどを無造作に隠すことができ、子どもが寝たあとに行う「リビングに散らばったおもちゃを片付ける」という面倒な作業をブルドーザーのように一気に完了できます!

動線面では、LDK からほど近い、扉を開けずに利用できる場所に洗面化粧台を設置することで、食事や遊びで汚れた子どもの服や手をすぐに洗えるように工夫しています。またお出かけの際は、コックピット収納から着替えを取り、リビングで着替え、コックピット収納から荷物を取って出かけるという一連の流れがリビングの中だけで完結できるようになっていて、ママが身支度をしながら子どもの準備も並行して進められる動線になっています!

さいごに

今回はアイフルホームの商品開発の裏側の一部をご紹介しましたが、いかがでしたか?皆さんの声は私たちにとって、とても貴重で新しい発見がたくさんあります。今後もリアルな声を聞き、共働き子育て世帯の皆さんにより良い暮らしを提供できるよう日々研究・開発を行っていきます。また今回のプランの工夫がこれから家を建てようとしている皆さんの少しでもお役に立っていれば嬉しいです!最後まで見て頂き、ありがとうございました!!

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