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ニチヨウアサ   ガスキ

アサダーーー!
アサダーーーーーー!
やったーーーーーーーーーー!

今日も生きられていることに感謝があります。

いつも寝る時に「あしたも生きられたらいいな」と思います。

わたしは1日の大半を机に向かっており、大体なんらかの作業をしていて、あまり健康的な生活をしておりません。

というかとってもとっても不健康だと思います。
日々32時間とか24時間とか徹夜ばかりしており、その癖睡眠時間はスティーブ・ジョブズも真っ青な短さです。

一般的な睡眠時間を8時間とすると、その半分程度の睡眠をとっていたという彼が56歳で亡くなったことがまるでこう、今は人生100年時代ですから、ちょうどその半分くらいでなくなったのかなと……ものすごく強引なこじつけ方ですが……なんとなく、そんな印象があります。

それでいうと、わたしは30代まで生きられたら御の字という感じです。

スキでこれをしているかというといいえ、違います。こうならざるを得ない問題を抱えているだけです。そしてそれは解決不可能である様に思われますから、わたしはそれを受け入れています。
最早それさえもスキになりたいと思っています。

どうしようもないことをどうにかしようとして、しかしてどうにもならないので、どうにもしないことにしたのです。

言っても仕方ないことや、考えても仕方ないことが沢山ありますよね。
だからこんな話はやめにしましょう。

それよりも!

朝ですよ、朝!
ニチヨウアサだーーーー!
やったーーーーー!
じゆうだーーーーー!

カーテンをシャッと開けて窓をツワァーと開いて換気をします。

はーーーー。

街の空気が肺に流れ込み、わたしは街と一体になります。

……そうか?

朝の街は、いいです。

わたしはいつも、朝の街の白くて青いキリッとした雰囲気が、好きで好きでたまらないのです。

冬の朝はより一層、空気が引き締まり、わたしの頬をひやり撫でます。

わたしはその手をとって世界に挨拶をしたいのです。

出来うることならば、世界と友達になりたかったなぁ、と、心で呟き、けれどそれができず、その音はわたしの心の中でボタンの様に落ちてしまう様です。

だからといって悲しむ必要はありません。

それはそういうものだというだけの話なのです。

兎に角、わたしは朝が好きですし、より自由感の含有量が多いニチヨウアサという朝は、とりたてて、好き好んでいるのが現状です。

そんなニチヨウアサにはアコースティックギタァでも弾けたならば、気持ちがいいのかもしれませんね。

誰かわたしに教えてくれませんか?

自分でやれー



高い天井の奥、円い採光窓から斜めに空気を切り取る朝は、黄金の煌めきを纏い、わたしに息を呑ませることに成功していた。

ララワでした。



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