久しぶりにnoteへの投稿をする

長い間放置しすぎて、もう最後に投稿したのがいつのことだったか思い出してごらんあんなことこんなことあったでしょう。

本当にいつだか覚えていない。怖くて自分が最後にいつどんな記事を書いたのか、確認しにいけない。
だから、もしかしたら昨日だったかもしれない。今日ではないことは確かなのだ。昨日以前のすべてに可能性がある。
昨日、何をしていたか思い出してみよう。
えーっとたしか、三年連続5位だったマラソン大会でついに4位に入ることができたのだった。これ、小学四年生のときのことだ。まるで昨日のことのように思い起こされる。
思い起こしている場合か。
違う、違う。「昨日のことのように」ではなく「昨日のこと」だ。

えーっと昨日はたしか……家中の時計の針を狂わせてから眠りについたせいで現在時刻がわからなくなるというハプニングに見舞われる朝から始まったのだった。ばかばかしいことをしたもんだ、と前日の自分に悪態をつきながら、一つ一つ丁寧に時計の文字盤を墨汁で塗りつぶしていくという作業に没頭している間にパンが焼けたのだったか? いや、違うか? これ、一昨日の記憶か? いや、そうではない。一昨日焼いたのはタイ焼きではなかったか? 「タイ焼き焼いた」なんつって回文を楽しんだりなんかして。
とまあ、こんな感じのどこにでもある日常をわざわざ列挙していくのも時間の無駄である。最後にnoteを更新したのはいつだったかなんて話はよそう。

再び筆をとったのにはわけがある。と高らかに言えたのなら清々しいだろうが、実のところ、わけなんてない。書きたいものを書きたいように書いてみようという気持ちになったのだ。ぷっぷくぴー。

継続は力なりという言葉があるように、これからはしっかりと続けることで力をつけていきたいと思う。
というわけで、まずするべきは握力測定だ。力がつくかつかないかを確認するためにも、継続前の数値を記録しておかねばならない。
だが、ここで困った事態に直面する。握力を測定するための道具など持ち合わせていない。だいたい握力ってなんだ。握る力? おにぎりか? 制限時間内におにぎりをいくつ握れるかを競うための力か? それとも権力? 権力を握るために必要な力? 制限時間内に権力をいくつ握れるかを競う力? それとも君の手? 勇気を出して君の手を握り、式場から逃げ出すための力? 制限時間内に花嫁を何人連れ出せるかを競う競技がオリンピックの公式種目に選ばれるための力?

よし。
やめだやめだ。
もう十分に続いた。
一行目からここまでしっかり継続できた。

この記事を最後に、二度と更新されることはなかった……などとならぬよう気をつけよう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?