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自治体システム標準化~基本フォントファイルのキホン~

久しぶりのnote投稿となる。きっかけは後述するが、最近、某庁のキラキラしたクラウドネーティブオタクのnoteが目に余る。自治体システムの何たるかも知らずに、大好きなお花畑クラウド桃源郷の世界で我々にクラウドの良さを説こうとする。普通のシステムではほぼ考えない、文字の泥臭さとかをまず経験してからお花でも摘んでほしい。あ~この表現は、女子がお手洗いに行く時に使う表現か!いずれ、キラキラクラウドで、この文字をなんとかできるマネージドサービスでもあろうものなら、私も桃源郷に行かせてもらう。
前置きが長くなったが、きっかけは、うちの新人が「基本フォントファイル」を知りたい!と聞いてきたのである。質問は大歓迎である。これが、noteを作るきっかけだ。
ただあれだ。
基本フォントファイル自体が、現時点で絵に描いた餅で、実態として存在するわけではないし、当然稼働実績があるわけでもない。さらに、何が「基本」なのか?ネーミングセンスもいまいち。それを解説すること自体躊躇したが、行政事務標準文字の技術的障壁の観点で説明することで自分なりに納得できるかなと思って執筆することにした。
なお、今回のnoteの対象者は、過去に投稿した文字に関することを理解している前提とする。

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