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月13冊も読めた!audibleの「ながら読書」で自分時間が3倍に。情報を「受ける」から「選ぶ」へ意識の変化も│ 鍬

amazonが提供するオーディオブックのサブスク「audible」を始めてから読書熱に火がついています。今月は13冊も読めました!

文部科学省の調査によれば、日本人の平均年間読書本数は12,13冊ということなので、1年分の本を1ヶ月で読めたということになります。

audibleを使った「ながら読書」により自分の時間が増え、さまざまなジャンルの本を読むうちに知りたい学びたいという意欲が高まり、情報を「受ける」から「選ぶ」ということを意識するようになるようにもなり、まさにいいことづくめです。

私がaudibleにどハマりしている理由をまとめました。


audibleのいいところ

1:「ながら」で自分時間が3倍に増える

「可処分時間」というのは、生活時間から1次活動(睡眠や食事)2次活動(仕事や家事育児)を抜いた、自分で自由に使うことができる時間のことです。

総務省の調査によると、平均の可処分時間は6.16時間(男性6.34、女性6.00)だそう。しかし、この時間は土日も含めた週合計を1日平均にしたもので、実際には一般的なサラリーマンの平日の可処分時間は2.6時間ほどといわれています。

令和3年社会生活基本調査 生活時間及び生活行動に関する結果

一方、本1冊を読むのにかかる時間はというと、

一般的なビジネス本は200〜300ページ、1ページ内の文字数は約600字といわれています。日本人の平均読書速度は1分間に400~600文字程度なので、仮に1ページを1分で読めても、1冊(300ページ)の本を読むのに300分=5時間はかかる計算になります。

仮に平日の可処分時間すべてを読書にあてたとしても読み終えるには丸2日はかかります。

しかし、家事や育児の時間も使えるとしたら…

令和3年社会生活基本調査 生活時間及び生活行動に関する結果 結果の要約

女性は1日のうち7.28時間を家事関連に費やしているそうです。その時間をまるまる読書にあてたら、可処分時間6.00+家事関連7.28時間 = 13.28時間と可処分時間だけの時と比べて2.21倍も時間がつかえます。

上記の女性の家事関連時間についても、土日含む週合計を日平均にしたものです。平日の家事関連時間の参考として、実際の私のスケジュールを確認すると平日は1日5時間ほど家事育児に費やしていました。

作業時間を把握するために作っている表。「運動」は入れた時間のどこかでやれたらいいなという希望

平日で比較してみても、可処分時間だけの場合2.6時間のところ家事関連の5時間を加算することで7.5時間になります。3倍もつかえるんです!!すごい!

実際には家事育児の作業のなかで「ながら」が難しい時間もあります。しかし、紙や電子書籍と比べると、「牛乳飲みたい」、「牛乳こぼした」、「違うチャンネルがいい」などの作業が発生しても聴き続けられる分、有意義に過ごすことができます。

2:幅広いジャンルの本を片っ端から読める

audibleでは書籍・オリジナルのポッドキャストを含めて幅広いジャンルで40万作品以上を配信しており、そのうち約1万8000作品が日本語コンテンツです。そのうち聴き放題の対象作品はその95%以上をカバーしています。

書籍の中でも人気の作品から音声コンテンツ化している印象で、書店で平積みされているような話題の本が数多くあります。

などなど。

書店に行き、読みたい本を片っ端から買うのは勇気がいります。しかし、読み放題であれば「気になる」「のぞいてみたい」本にも気軽に挑戦できます。

3:「倍速」をつかうことで、本1冊を2.5時間で読める

audibleは再生速度を調整することができます。前述のとおり、ビジネス本1冊にかかる時間は5時間ですが、2倍速で聴けば2.5時間で聴けます。

どの速度が聴きやすいかについては個人差があると思います。しかし、オリジナル(1.0x)は聴き取りやすいように普段の会話と比べるとややゆっくり読まれています。そのため、1.2〜1.5倍速までは違和感がなく聴けると思います。

私はコンテンツの先が早く知りたいという気持ちから、どんどん再生速度があがり、現在では2.5倍速で聴いています。慣れってすごい。たまにイヤホンが外れて家族や友人に聴かれると笑われるくらい速いです。

4:読書スイッチが入って、紙の本を読むのも速くなった!

今月読んだ本13冊のうち3冊は、紙の本と電子書籍です。ここ数年、本を読むには、カフェにいく、長距離の移動など物理的に一人の状況にならないと集中ができませんでした。しかし、audibleにより「本おもろい」と読書スイッチが入ったことで、同じ部屋で「ドラえもん」が流れていても読めるようになりました。

また倍速で聴くことで得た副産物もありました。audibleの後、紙の本を読んでみると、読むのが速くなっていたんです。倍速で流れる音声を理解するトレーニングになっていたのか、文字を追う目の速度をあげていっても理解が追いついているのを感じます。

5:情報を受けるから選ぶへ変わった

本の多くが著者と編集者の情熱で満ちています。著者が感じたこと経験したこと学んだことを、多角的な調査や研究などの裏付けを参照し、編集者の視点での確認を繰り返しながらを言語化していく、とても贅沢で重厚な情報です。

上質な情報に触れていると、これまでいかに情報を漫然と「受けていたか」を考えさせられました。SNSで流れてくる偽のアカウントによる真偽不明の波乱万丈ストーリー、YouTuberの暴露や痴話喧嘩、匿名掲示板で囁かれる噂やゴシップ、一時的にドーパミンがあがりる情報につい夢中になっていたなと。

自分の思考や発する言葉は、なにもないところから突然わくものではなく、触れたカルチャーや知識、体験、経験によって作られていくのだと思います。なりたい将来像に近づくためにも、吸収する情報はコンシャスに選び、時には毒になりそうなものや気持ちがネガティブに持っていかれてしまうものに関してはシャットアウトしながら付き合っていきたいなと思いました。

まとめ

  • audibleいいぞ

  • 主婦には特におすすめ

  • 再生速度をあげすぎると自分もつられて早口になるから注意

ちなみに、この文章は「audibleで20歳の自分に受けさせたい文章講義」/著:古賀史健 を読んで書きました。後半息切れしてしまったけど、いつもより腰を据えて書けた気がします。これまで読んだ文章の書き方本の中で一番知りたいことが書いてあり、ライターさんへのリスペクトがより増しました!おすすめです。

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