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これから始まってくる2歳上級戦にて考えるべきこと

中山、阪神が今週で終わり、2歳上級戦が増えてきます。
今週も芙蓉、ヤマボウシ、サフランがありますね。
そうなった場合に、何を重点的に考えていくのか、を今回記事として上げさせていただこうと思っています。

まず、競馬は当たり前ですが、1.頭数が増えたほうがラップが流れやすくなる、2.レースレベルが上がったほうがラップが流れやすくなる、となります。

1については先行争いが激化しやすくなること、3-4角で外を回されることが増えるためにポジションの優位性がますためで、2については、単純に勝ち上がった脚力の高い馬が集まり、レースを勝つためにするとなれば、必然的にペースがあがる、ということですね。

また、レースレベルが上がることは、ラップだけに見えない、レースプレッシャー(騎手が動きとして厳しい内容になる)や、ラップが上がるタイミングがシビアになるので、新馬戦よりはかなり厳しいレースになる、と自分は考えています。

これからよくある1勝クラスやOP以上のレースは1は満たさないことが多いですが、2は満たされてくる、となります。
余談ですが、冬に行われる2歳G1は頭数が増えてきて、さらにきつい競馬になる、ということになります。
→G1についての考え方はまたタイミングをみて。

では、レースレベルが厳しくと、それまでキャリアが薄い馬が出走するレースで何を意識すべきか、というと、基本的には以下の2つを強く意識します。

1.きついレースを経験している馬
2.余力を残して勝ち上がっている馬

1と2は相反する内容になるのですが、1については私が過去に出した記事(もう4年前ですが)でいう消耗戦という括りもしましたが、新馬できついレースを経験し負荷がかかっていれば、次にきついレースを経験した時に周りの馬よりも負荷が低く感じる、という意味合いです。
これはダートで追走力を問われた時により効力がある内容で、芝の場合には2で記載する加速、ギアチェンジ性能の方が現在の高速馬場の方がより有用になります。
→細かい話はコミュニティ用のツイキャスで行う予定です。

では、2についてはどう見ていくのか、というと、加速ラップで勝ち上がってくる、というのがまずわかりやすい見方です。あたりまえですが、最後の1Fで加速しているのは、余裕のある馬じゃないとできないからですね。
新馬戦は基本スローで流れにくく、みんな余力のある状態で直線を向きやすいので、その状態から最後まで勝つために走った結果で余力があれば、きついレースになっても余力がある、ということに繋がりやすいです。
また、新馬戦の中で急激なラップ増減が起きた時に対応できた、というのも大事な内容で、自分で走っていてもわかりますが、揺さぶりが大きいレースはスタミナをとられやすく、そこを楽に過ごせている、というのは実力の証になります。

1番ダメなのは、全体時計で判断すること、でこれは、人気の馬を拾いやすく、中身のないレースを買う可能性がでてきてしまいます。
レースの内容をしっかり見て、買うのが大事かなと思います。

では、今日はこの辺で。

いつもありがとうございます!