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きのこだいすき 低山をハイクしながら(時に街で)きのこに萌える日々です。 主に写真に撮…

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きのこだいすき 低山をハイクしながら(時に街で)きのこに萌える日々です。 主に写真に撮って楽しむ「撮り菌」ですので 食べられるかどうかの判断はほぼできません。

最近の記事

萌えきのこ図鑑 No.8 アミガサタケ

学名: Morchella esculenta var. esculenta 里山が新緑と花の色になり、山菜やタケノコが採れる季節に平地で見かけるきのこ。わたしはそうは見えないのだけど、グロテスクでいかにも毒きのこに見えるそうで。微毒があれど、西洋では高級食材扱いなのが面白い。 私有地で見つけたので、許可を得て2本いただいてきた。 生のものは茹でこぼしてから調理するとあったけど、干しモリーユが一般的なので、すぐに食べないし、とりあえず洗ってふたつに割って干してみる。 室

    • 萌えきのこ図鑑 No.7 シロオニタケの仲間

      とにかく存在感のあるきのこ。茶色が多い里山において、純白で巨大なのでよく目立つ。 幼菌のころはイガイガの雪だるまの形状でとても愛らしい 普段山を歩いていて、きのこに声を掛けらる気がするので、派手で大きめのきのこをわたしは「声の大きいきのこ」と勝手に呼んでいる。こっちを見て!と叫んでいる気がしてしまうのだ。 シロオニタケは植物と共生する[外生菌根]であり(未確定)、「もろくて壊れやすく、白色で傷つけても変色することなく、味やにおいは温和で刺激を感じない」とある。 強そうな見

      • 萌えきのこ図鑑 No.6 カイガラタケ

        枯れ木を分解してくれる硬いきのこ。冬季でもよく見かけることができる身近な存在。TOP画像はその裏のヒダの部分。 里山に落ちている枯れ枝でよく見られるのですが、裏と表の顔が違いすぎて、最近までは別のキノコと思っていました。 とはいえ表とか裏っていうのは人間が勝手に言っているので、カイガラタケにとっての表はヒダの部分かもしれないけども。 2面性のあるミステリアスな魅力の萌えきのこ

        • きのこ本【きのこのなぐさめ】と撮り菌のはじまり

          きのこのなぐさめ 著: ロン・リット・ウーン きのこ好きを公言し始めたことによって、新たに生まれた縁がたくさんある。 足利映像クラブ主催の石川勝さんの好奇心からわたしの「撮り菌」活動が映像化され、その作品が上映された映画会にいらしていたとある方とのご縁がつながり、「きっと共感されます」とご紹介いただいたのがこの本。 日常できのこについて考える時間がほとんどない一般の方からしたら、「きのこのなぐさめ」とは変なタイトルかと思う。 わたしはこのタイトルを見ただけでこの本に心を奪わ

        萌えきのこ図鑑 No.8 アミガサタケ

          萌えきのこ図鑑 No.5 ハリガネオチバタケ

          学名 : Marasmius siccus ホウライタケ属 里山の落葉上でよく見られる。ひだの縁が明徴に褐色になり、ハナオチバタケとは異なり、ハリガネオチバタケとした。 夏~秋に広葉樹林(稀に針葉樹林)の腐葉上に散生~群生する。 Flora of Mikawa より きのこにあまり興味のない方にも、見せると「かわいい!」と言ってもらえる 小さなランプ型のきのこ。小さいから素通りされがちだけど、里山ではよく見かける。 小さくなってこのきのこをインテリアもしくは傘として使い

          萌えきのこ図鑑 No.5 ハリガネオチバタケ

          萌えきのこ図鑑No.4 キツネノタイマツ

          学名 Mutinus bambusinus スッポンタケ科 竹林や公園、道端の草地などに生えるスッポンタケ科のきのこで、 傘についている黒褐色のグレバから悪臭を放ちハエや虫を集める。 © 東京きのこ同好会ホームページより このきのこに会ったのは里山ではなく近所の森林公園。 つつじの植木の元にひときわ目立つ赤い棒状のモノ 20~30cmはあり、はじめはヒガンバナかと思い近づいたらなんときのこ そして漂う悪臭(生ごみや下水のような匂いがした) 憧れの サンコタケ かなと思いなが

          萌えきのこ図鑑No.4 キツネノタイマツ

          きのこ目(め)

          人と山を歩いていてきのこをみつけると「よくみつけるねー」といわれる。 その時はいわゆる「きのこ目ですから」とこたえている。 「きのこに声を掛けられるので」とも。 きのこのありそうなところについ目が行くので、良く見つけやすいとは思う。 きのこ目とはいえ見つけるのはきのこのみならず。 きのこ「的」なものについ目が行ってしまう。 そして里山にはきのこ好きトラップ、きのこ萌えほいほいが存在する。 ねこ好きあるあるで、おちているビニール袋に話しかけてしまうアレとおなじなんでしょうね

          きのこ目(め)

          萌えきのこ図鑑 No.3 クロコブタケ

          クロサイワイタケ科 黒瘤茸 里山の枯れ木によくみられる黒いブツブツとした硬いきのこ。 近づいてよく見ると小さなツブツブの集合体。 名前を調べたときに「そのまんま・・・」と思ったけど きのこ界のアイドル、タマゴタケも見た目そのまんまネームなので。 集合体が怖いけど、ついついよく見てしまう。 シイタケほだ木に発生するらしく人間にとっては害になるので、見た目も相まってあまり好かれてはいないのかもしれない。 コワ萌えきのこ

          萌えきのこ図鑑 No.3 クロコブタケ

          萌えきのこ図鑑 No.2ノウタケ

          食べられる森のおしり 初めて見たときは大人の手のひら大の個体が分散していて 焼きカレーパンが散らかっているようだった。 帰ってから調べたらパンではなく「脳」で同時に「森のおしり」という表現を見つけ楽しくなる。 可食だけど見た目のせいであまり積極的に採取されないというのはきのこにとってはいいのかもしれないけど、少し不名誉。 形状や色味に個体差が大きく、地味な色合いでも写真映えする萌きのこ。

          萌えきのこ図鑑 No.2ノウタケ

          萌えきのこ図鑑 No.1ヒトクチタケ

          学名:[Cryptoporus volvatus] サルノコシカケ科 まだまだ硬いキノコしか見られない早春の里山で 松の木からぽこぽこ生えてくる、つやつやのくりまんじゅう それがヒトクチタケ。 幼菌のころはぷにぷにの感触で香水のような良い香りがしてとても可愛らしい。 「ひとくち」で食べられるサイズ感だけど名前の由来は傘裏に空いた一つの穴。ひとつのくちで「1口」タケ 成菌になってひとくちが開いてからは松脂とシンナーが混ざったような独特のツンとした刺激的なにおいがする。ヒト

          萌えきのこ図鑑 No.1ヒトクチタケ

          第1回 撮り菌さんぽ ①下見

          コミュ障が勇気を出して企画 所属しているAST(足利里山友の会)のグループチャットで呼びかけ、 数人の方になんか面白そうと好感触をいただく さらには足利映像クラブ主催の石川勝さんも「面白そうなので撮影に入ります」と参加表明 岩切コースはいつ行ってもなにかしらの映えきのこに遭遇する、 わたしにとってのいわゆる「シロ」ではあるけども この夏はとても暑く、雨もしばらく降っていない為 せっかく開催してもめぼしい(映える)きのこがないかもしれない しかも撮影されるなんて。。。と不安

          第1回 撮り菌さんぽ ①下見

          第1回 撮り菌さんぽ ②開催当日

          カメムシタケまつり 前回 とうとう開催当日。岩切コースは沢沿いで杉林の為比較的涼しいものの、連日の猛暑。なるべく短時間で終わらせた方が良いのかもしれない。 ハデ菌がみつかりますように。。。 8名の方にお集まりいただき、まずは「きのこに萌える」の説明(食べられるかどうかではなく萌えるかどうかが重要)をし、 マイコレクションの「干しコウタケ」や「ヒトクチタケ」の匂いを嗅いでもらったりと盛り上がる。 コースはやはりカラカラしていてなかなかめぼしいきのこが見当たらない。 タマゴ

          第1回 撮り菌さんぽ ②開催当日