見出し画像

長男との過去生:セルフ前世療法⑧

次女と一緒に過ごした過去生を見に行って、すごく面白かった。今もどかしく感じていることに、過去生ではじっくりと向き合っていたんじゃないかと思えた。自分が当たり前に思っていた前提が変わると、物事の見え方が変わって、人との関係性も自然と変わるのかもしれない。

セルフ前世療法として、瞑想状態のようなものに入り、自分の中に湧き出てくるイメージをたぐっていき、見たり感じたり味わったりする。それが、ちょっとクセになるというか。自分では思ってもみないようなイメージに遭遇するのも楽しくて。

同時に、この心地よさに、あんまりハマり込むと抜け出られないような予感もした。なんか、瞑想の世界が気持ちよすぎて、そこから出たくない。そんな気分になりそうだった。

あまり、どんどん次へ進むのはやめておこう、と思っていた。


やりたい放題の長男

うちの末っ子、年少の長男は、姉2人に可愛がられ意地悪され、のびのび育っているように思う。愛敬があり、笑顔が素敵でみんなから可愛がられる。

ただ、やりたい放題というか、わがままというか、特に、私のことは自分の一部に思っているんじゃないか、と思う。私にはジャイアンのような振る舞いをする。ママのものは僕のもの、と思っていそう。年齢的にもそういう時期なのかもしれない。

私もついつい甘やかしてしまうというか、長男が「こうしたい」と言うと、諭すのがめんどくさくて、ついつい言うことをきいてしまう。

最近、自分の体力が落ちてきて、全部言うことを聞けないけど、長男がわがままモードに入ってしまうとめんどくさい、という葛藤があった。しんどいなーと思うようになってきて。

そうだ、こういう時こそ、セルフ前世療法だ!と思った。前に実行したときから、少し間があいていて、やり方が少しあいまいになっていた。

でも、ふと、見てみようと思った。

飛行船乗り場

実は、前日に、ふと思い立って、過去生を見に行くのではなくて、単純に階段を下りて行ったら何が出てくるかな~と思って、瞑想というかイメージワークみたいなものをやっていた。

木の階段を下りると、船の中で、なんか赤い服を着た船長が居た気がした。昔プレーしたゲームの世界に思えて、船底に行ってみようと思った。また階段を下りて行った。

そしたら、なぜか、船着き場というか、屋内で船を修理したりするような場所だった。少し広いところに出て、見上げると高いところに飛行船が浮いている。ラグビーボールみたいな形の下に四角がくっついていている。色は全体的にベージュっぽい。

そんなところまで見て、何だろうな、と思って終わった。

そして、翌日。過去生での長男との関係を見てみようと思って、瞑想状態のようなものに入った。でも、セルフ前世療法の大事なポイントの「小川を飛び越える」のは忘れてた。

代わりに、階段を下りて行ったら、やっぱり前日に見た船の中に出てきて。あ、一緒だ、と思って早送りした。船の中の船長、船底に行くまでの景色、階段下りるところ、ちょっと狭いところを通って、船着き場に出る。

飛行船を見上げる場所まで来て、さて、どうしようかと思った。
そうだ、飛行船のところまで行こう。

飛行船のところまで上がれるところを探した。すぐ近くにあったのは、自分が出てきた船に戻る通路で、違う場所を探す。少し移動したところに、らせん階段があり、上がれるようだった。

上にあがると、コントロール室っぽい雰囲気の場所。無機質な壁。階段の真向かいに部屋の外側につながる扉がある。扉を含め、真向かいの壁は窓が連なっていて、その窓から飛行船のラグビーボール部分の下部と客船部分が見える。扉の向こうが、飛行船乗り場になっていた。

お嬢さんと私

飛行船に乗り込む。客船部分は木製で、客室の内装は豪華な感じ。馬車の内装に近い感じ。もっと広いけど。壁はベルベットのつやっとした布地っぽい。木製のベンチがあって。

すると、そこに、ふわっふわのドレスを着た若い女性が座った。ドレスの下にレースが何重にもなっている。ドレスの色は黄色っぽい。貴族っぽいな、と思った。若さと自由奔放さにあふれている。飛行船に乗って冒険だ~!とワクワクしている感じがする。

その女性をぼーっと見ていたら、自分が見えてきた。執事のようだった。口ひげを、ちょろんと細くまとめている。
この若い女性が長男で、私は執事だった。

お嬢さんのお世話をするのに付いてきた様子。飛行船に乗って浮足立っているお嬢さんをやさしく見つめている。お嬢さんが何か言うまでは壁際で立ったまま、じっとしている。お嬢さんをわがままだな、とも思っているけど、身内目線で可愛いと感じていて、はいはい、とやりたいことを手配する。

いつまでも、自分がこのお嬢さんのお世話をするわけにもいかない、そうわかっているから。この冒険が終わったら、もしかしたら彼女はどこかに嫁いでいくのかもしれない。

長男と私

なんか、ついつい長男の言うことを、はいはい、と聞いてしまうのは、当たり前だな、と思った。でも、それは過去生の話であって。今は私は母であって、執事ではない。母は自分を無にして子どもに仕えるのではなく、自分の時間と体を大切にしたらいいな、と感じた。

長男は眠るとき、私のお腹をさわりたがる。しかも、私の寝相が違うと、むにむに感が足りないらしく、機嫌の悪い声を出す。その声に従って無理な体勢で眠る私。ぐっすり眠りにくい。

それも、無意識に、長男の言うことを全て聞こうとしているが故なのかも、と気づいた。今の私は、全ての要求を聞く必要はない。自分の心地よさを求めて主張できるのだ。

根深いところで、長男が主、私が従、という関係性が身についてるかも、と思う。私が上、長男が下、という関係性を望んでるわけではないけど。少しずつ、せめて対等な関係性を目指したい。笑。

あ、執事の私とハグするのも忘れた!と今になって気づく。セルフ前世療法での大事なポイントなのに。ハグしたら、もっと感じるところがあったかもな。また、機会があればハグして感情をもっと味わいたいな。

少しずつ、長男にNoを言えるようになってきてるかも、と思う。というか、全部Yesで答えようとしている自分に気づけたことは、すごく大きいような気がしている。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?