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小川を渡ってみる:セルフ前世療法③

根本恵理子さんの「セルフ前世療法」という本を読んで、セッションを受けてプロの誘導に従う方が、楽に「見れる」と思った。でも、グループセッションはタイミングが合わなかったし、個人セッションですら、時間の調整がつきづらい。自分で見てみようか、と思うようになった。

セルフ前世療法

久しぶりに、一人でお風呂にゆっくり入れる日があった。

イメージワークは、お風呂で体が緩んだときにするのが定番だった。お風呂だと目を閉じて映像が浮かんできやすいことを体感していた。

これは、もう、セルフ前世療法のタイミングが来た!と思った。

本当は、誘導音声を聞きながらやろうと思ってたけど、お風呂で音声を聞く準備はしていなかった。本に書いてあったことを、ざっくり自分で取り入れてやってみる。大事なポイントは頭に入っていると思った。

ポイントは、イメージの中で川を渡ること、川を越えたところで霧?もや?が晴れていくこと。はっきりと見えなくても、見えてる気がするものが大事。マンガや絵で見えることもあるし、文字が見えることもある。

本を読んでるときから、自分が渡る川を決めていた。小さい川の方がいいと書いてあって、ちょろちょろっと水が流れてるもので十分とのことだった。子どもの頃に遊んだことのある、小さな川を思い浮かべていた。

見る準備

まず、瞑想状態みたいなものに入る。本とはやり方が違うけど、イメージワークのときと同じように、目を閉じて脊椎を一つひとつ積み重ねていき、頭の上にお皿をのっけてバランスを取る。後ろに頭を傾けて、カチャッ、まっすぐに向き直って、カチャッ、とスイッチを入れる。頭のてっぺんから後頭部にかけて覆うような太いコードをイメージして、宇宙に向けてコードを伸ばす。

まず、小川を想像する。事前に決めていた子どもの頃に触れた小さな川。

その川にたどり着く行程を思い出していた。山道を登る。足元の道は少し湿っていて、ギュッギュッと踏みしめる感覚を思い出した。ちょっと開けた広場みたいなところがあって。そこに野ウサギを見たことがあった気がする。また山道に入って少し歩くと、小川がある場所にたどり着く。

ぴょんっと飛び越えられるぐらいの小さな川。思い出の中のその川は、水が輝いていてキラキラ美しかった。そのイメージを楽しむ。

小川そのものと川のこっち側は、すっとイメージできて明るいのだけれど、川の向こう側が暗くて見えない。

川の向こうが前世の世界らしい。本のとおり、霧がかっていて見えないところから始まった。向こう側の様子は見えないけど、えいっと何回か川を飛び越えてみて、あちら側に着いたと思う。

しばらく、何も見えないけど、あわてない。何かが見えてくるまで、ぼーっと待つ。

本に、場所、人、感情といった順番で見ていくことが書いてあったと思ったので、まずは場所はどこかな?と見つめてみる。

続きます。

ご興味のある方は、最初からどうぞ。

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