ほら、そんなことしたらママは悲しいでしょ？

○○くんはママが悲しくなってもいいの？

いやだよね？

じゃあ、もうしないでね。

うん、わかったよ。

もう、しない。

と、言う会話をしたかと思ったら、

また、同じようなことをする。

これが5歳児。

諦めよう。

もし、あなたがまだ、夫に自分の気持ちをわかってもらいたいとか、
なぜ、わかってくれないのと心を傷めているなら
本当に残念ながら、アスペルガーの夫はこの5歳児と同じレベルです。

もし、感情が成熟した大人の男女を想定し、
普通に夫に気持ちを理解してもらえることを期待しているなら
どんどん悲しみの奥深くに沈んで行くことになるでしょう。

夫にわかってもらうことを期待しない。
それができる様になるまで
私もずいぶん時間がかかったけど、
期待するたびに同じ悲しみに何度も何度も遭遇する。
悲しむことに疲れ果てました。

それがアスペルガーと一緒に暮らすということ。
もう、それ以上悲しまないで早くそのことに気づいて欲しいです。

なぜ？の問いの前に
わかってもらえないのが当たり前、だと思うこと。

しかし、そう言う私もまだ期待度が0%ではない。

ほんの数%期待して夫にぶつかってみる。
そしてもちろんそのたびに期待は裏切られるけれども、
その度に少しずつASDとは何か、
なぜ私の気持ちが跳ね返されるのか、
なぜ分かってもらえないのか、と言うことがわかって来る気がする。

だから、諦めが80%
期待は数％
残りの十数パーセントは自分の心のゆとり。

諦めとほんの少しのゆとりを持って生きていこう。